木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

文人趣味臥遊展

2021-10-21 20:14:35 | 水墨画
明日から第20回文人趣味臥遊展



今年は、奈良西大寺から、宇治市萬福寺境内の全日本煎茶道連盟会館に会場を移して開催されます。
今日はその搬入、陳列でした。


2階の展示室には、美風先生の大作の屏風、


まわりの壁には先生の作品が並びます。


和室には教室の生徒の作品。


一人ひとりの個性と1年間稽古を積んできた成果があら割れています。
どこかには私の拙作も・・(^_^;


臥遊展では、毎回煎茶道具の作家の作品も一緒に展示していただいています。


今回も私の作品も展示させていたきました。

更に更に、展示だけで終わらないのがこの「文人趣味臥遊展」
作品を展示している和室には、煎茶席と、揮毫席もあり、
作品を見ながら煎茶を味わったり、書や画を通じて遊ぶ、そんな文人趣味の世界で清らかな時間を過ごしていただくことができます。
皆様のおいでをお待ちしております。


文人趣味臥遊展
日時 10月22日(金)~24日(日) 10時~15時 入場無料
会場 黄檗山萬福寺境内 全日本煎茶道連盟会館 及び塔頭 別峰院
詳しくはこちらをご覧下さい。



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日本伝統工芸展 大阪展が始まりました。

2021-10-16 10:03:40 | 伝統工芸展

第68回日本伝統工芸展大阪展が始まりました。



会期は10月20日(水)まで 会場は、大阪難波の大阪髙島屋7階グランドホール

14日は搬入・陳列。自分の作品とも約3ヶ月ぶりに対面。

陳列が終了したところで、近畿支部会員の手作りで「入選者・入賞者インタビュー」のYouTube動画を撮影しました。
日本工芸会近畿支部YouTubeチャンネルからご覧下さい。

今まで東京展以外では全作品を見ることはできませんでしたが、今回この大阪展と11月に開催される京都展とあわせて全出品作品をご覧いただけます。
新型コロナウィルスに対する対応もされております。この機会に是非ご覧いただきたいと思います。

また、会場の隣では「工芸の美」展も開かれ、出品作家のより生活に密着した作品が展示されています。
私は、10月20日(水)に一日在廊の予定です。(午前中は「工芸の美」展会場におります。)

チケット(大阪展京都展共通)必要な方は、メッセージにてお知らせ下さい。お送りいたします。

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払子の修理

2021-10-12 20:32:22 | 木工
払子の修理をしました。


二又に分かれた木の枝を用いた珍しい払子(ほっす)ですが、
片方の軸が虫に食われたのか穴が空き割れていました。


穴の中に補強のための削り出した桐の棒を入れ、刻苧(こくそ)で埋め、乾かしながら少しずつ盛り上げていきます。


最後は元の形になるよう削り出し、漆を塗って完成です。
少し黒いですが、漆が透けてくるとちょうど良い感じになるでしょう。
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信州への旅 その2

2021-10-11 17:23:46 | 故郷信州にて
佐久での2日目、午後の納品まで少し時間があったので、神津牧場まで足を延ばしてみました。


佐久からコスモス街道を走り、内山峠を越えると(今はトンネルをくぐり抜けると)荒船山の絶壁が目の前に現れます。
佐久から見ると船の形に見える荒船山。断崖の高さは200m。
今大河ドラマの主人公になっている渋沢栄一も、この絶壁を見ながら内山峠を越えたのでしょう。


神津牧場は日本で最初の西洋式牧場。
草原には、ジャージー牛がのどかに草を食んでいます。

ここのジャージー牛乳のソフトクリームは逸品!

食べ始めてから写真を撮ってないことに気が付いて・・・(^_^;
牧場内の道路を行く神津牧場名物の「牛の行進」も見たかったのですが時間が合わず、残念!


神津牧場からは、妙義山が望めます。
この荒々しい岩肌の作り出す山容は、信州の山には見られない険しさがあり、
日本三大奇勝の一つと言われています。

佐久へもどる途中内山牧場へも寄ってみました。
ここは牧場という名が付いていますが、今は牧場はやっておらず、オートキャンプ場やコスモス園として賑わっています。


丘に登ると一面のコスモス園ですが、もう終わりの時期。


目の前に荒船山の全貌が見渡せます。

昼過ぎには佐久にもどり、無事納品を済ますことができました。
写真を撮り忘れた。(∋_∈)
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「伝統工芸IN宝泉院」が終了しました。

2021-10-10 20:00:42 | 木工

「伝統工芸IN宝泉院」が昨日で無事終了しました。


期間中たくさんの皆様がおいで下さり、作品をご覧いただことができました。
いろいろお話しも伺え、これからの励みとなりました。
ありがとうございました。
名刹の中での初めての展覧会でしたが、お庭も楽しめ来て良かったという声をたくさんいただきました。
お世話になりましたご住職をはじめお寺のスタッフの皆様、安田様本当にありがとうございました。

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信州への旅

2021-10-08 22:29:49 | 故郷信州にて
グループ展の最中ではありましたが、遅れていた納品を兼ねて佐久へ帰って来ました。
初日は、長女のいる松本へ寄り、6月末に生まれた初孫と2ヶ月ぶりの対面。
誕生3ヶ月で体重が7kgを越える巨漢?に育っていました。

松本から佐久へ。あまりの天気の良さに誘われて美ヶ原へ寄ってみました。

駐車場に車を止め歩き始めると、美ヶ原のシンボルの電波塔郡が迎えてくれます。


約30分ほどで、美ヶ原の最西端、王ヶ鼻に到着
安山岩の板状摂理、その上に石仏が並びます。

ここからの眺望は素晴らしく

松本の市街の向こうに北アルプスの山々が連なり


乗鞍、御岳。そして南に目を移すと、甲斐駒、北岳、間ノ岳を中心とする南アルプス。



更に東に目を転じると富士山から八ヶ岳連峰へと連なります。

暫く眺望を楽しんだ後、約20分高原を歩き美ヶ原の最高峰、王ヶ頭に

山頂に立つホテルの東には広大な「美ヶ原溶岩台地」の草原が広がります。

駐車場まで降りて、の帰り道「思い出の丘」に登ると

北東に、浅間山。まさに360度、信州の山々が見渡せ


北の空には綺麗な雲が広がっていました。



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伝統工芸 IN 宝泉院

2021-10-01 20:33:46 | 作品展
明日10月2日より、グループ展「伝統工芸IN宝泉院」が始まります。


大原三千院参道の奥に勝林院というお寺があります。
昨年暮れから年始にかけ、NHKの「千年蔵」と言う番組でも取り上げられていましたのでご覧になった方も多いと思います。
その横に僧坊として800年前に創建されたのが「宝泉院」です。
「額縁庭園」の美しさや水琴窟の調べに癒やしを求めて多くの人が訪れています。
この度そんな素晴らしい環境の中で展覧会を開かせていただくことになりました。

出品作家は、各分野の7名。

今日は搬入でした。

中央に囲炉裏が切られているお部屋。


出品者の渾身の作が並びます。


こちらの部屋には、伝統工芸の技法で作られ、より身近にお使いいただける作品を集めました。

大原の秋を楽しみがてら、ぜひご高覧いただきたいと思います。
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