木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

煎茶棚

2019-08-30 21:43:16 | 木工
8月納品の約束の煎茶棚の制作も大詰め。


まずは框組の加工から


地板および天板は端嵌めにしました。


先日の「木工藝 清雅を標に-人間国宝 須田賢司の仕事-」展の須田先生の講演で教えていただいた「秘伝」を早速使わせていただきました。


棚の骨格が組みあがりました。もう一息です。


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久しぶりの刳物

2019-08-14 21:53:44 | 木工
久しぶりの刳物。

テンプレートを作り、ルーターで粗彫り。
豆鉋、鑿で仕上げ、ペーパーで調整。


捨摺りでたっぷり生漆を吸い込ませました。
何とか8月中に完成できそうです。
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4年ぶりの音出し

2019-08-05 23:22:12 | オーディオ
久しぶりのオーディオ記事
4年間鳴りを潜めていた?オーディオがやっとつながりました。


2015年夏、リフォームが済んで

リフォーム完成後ここまではセットしたのですが、問題は中低音ホーンの接続。
「邪魔だ!!」という家族の大合唱の中、何とか非難を交わそうと開口部の天井をあげ、ドライバーを低音ボックスの上に乗せ、それに伴う繋ぎの作り直しが必要だったのですが・・・なかなか手に付かないまま4年が経過してしまいました。
今回仕事が一段落したので(したことにして(^_^;)、思い切って取りかかりました。


すでに設置されている部品に角度に合わせて繋ぎ部分を切り直し。
長さも短くする部分と継ぎ足して長くする部分と・・・。


ホーンの素材は人工大理石(デュポンコーリアン)。切るのもなかなか大変。
回りも白く塗り直しました。


角度あわせはまずまずOK


奮闘?の結果、何とかつながりました。

アンプと繋ぎ、DCアンプのドリフトも確認
このアンプ、20年程前に作った金田式のDCアンプなのですが、20年経っても安定した動作です。


プリアンプを繋ぎ、4年と3ヶ月ぶりの音出し。
うまく鳴ってくれましたが、コード類の劣化のためか昔のような音の鮮度がなくなっているような・・・・(^_^;



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上田市武石へ

2019-08-02 21:07:11 | 故郷信州にて

昨日までに草刈りを済ませ、今日は上田市武石へ行ってきました。
いまは上田市と合併しましたが、前身の武石村は、明治22年に私の曾祖父市川正令が初代村長として赴任した村
一度訪れて見たいと思いながら今日まで果たせませんでした。

今日行ったのは、武石ともしび博物館


ここで今日から開かれている「わたしと 紬と あかりと UEDA SILK展」

上田紬の技術を継承されている小岩井カリナさんのFaceBookで開催を知りました。


伝統的な上田紬の織物や、カリナさんの美しい色彩の紬などが多数展示されていました。
会場にはカリナさんもおられ、いろいろお話しを伺うことができました。


着物だけで無く、上田紬を使った小物もいろいろ並べられています。




美しいバック。「気に入ったものが見つかった!」と妻も大喜び。
実は私が上田紬の名刺入れやネクタイを見たかったのですが、今回は展示されていませんでしたので、次回帰省した時に工房の方にお邪魔させていただくことにしました。


三人で記念写真も撮らせていただきました。


今回の企画展では、上田紬の歴史や、上田の養蚕などに付いての展示もされていました。


係の方からにいろいろ説明をしていただきましたが、一口に絹の糸と言っても、生糸、絹板、絹紡糸、紬糸などいろいろあることを知りました。
子どもの頃養蚕は近所で普通に見られ、蚕をもらって自分でも繭に育て小遣いにしたこともあるくらいですが、今はこの地域に養蚕農家は無くなってしまったと聞きました。
養蚕のあの大変さを思えば仕方の無いことかも知れませんが、なぜか寂しさを覚えました。

美しい上田紬を拝見し、上田紬や蚕糸文化についても勉強でき、素晴らしいひとときでした。
カリナさん、お世話になったスタッフの皆さんありがとうございました。

「わたしと 紬と あかりと UEDA SILK展」は10月27日まで開かれています。
信州においでの方は是非どうぞ!






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草刈り

2019-08-01 22:11:49 | 故郷信州にて
昨日より実家のある佐久に帰り、今日は朝からお墓の草刈り。

佐久市大沢にあるお墓の北側には佐久平が広がり、今日は雲に覆われていますが浅間連峰が広がります。
私の母校の野沢北校もすぐそこに見えます。


一年ぶりに訪れたお墓は一面の草に覆われていました。
ここに、高祖父からのお墓がならびます。


20坪ほどの広さがあるので,刈り払い機が大活躍。


ただ、お墓の後ろはここ数年で土砂が少しずつ崩れ、藪が迫ってきています。
手入れをしないのなら、そろそろ返しなさいと自然に言われているようです。
この地で育っていない子ども達以降の世代になれば、大自然に飲み込まれていっても仕方がないかな・・と思いますが、まだしばらくは自然にお返しするわけにはいきません。


裏の藪も払い、少し綺麗に?しました。

この後、昨年亡くなった森川君のお墓参りに行き、ちょうどお参りに来ていたお姉さんに会うことができました。
午後からは実家の庭の草刈りと、網戸の貼り替え。
夕方まで掛かり、今回の帰省での仕事がほぼ完了しました。

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