キッチンワゴン
ほぞの調整をして仮組しました。緊張の一瞬です。
まず片面を組立てて
横桟を立て
もう一方を乗せて、ゴムハンマーでたたいて入れます。
何とかうまく収まりました。この向きで使います。
仕口は、二枚ほぞにして、
ほぞの先を留めにして、できるだけ強度を持たせるようにしました。
縦框が割れない範囲でできるだけ硬く仕込まなければなりません。
何とかうまくいったようです。ホッ!
次は小穴を突いて、底板と棚板を付けます。
ほぞの調整をして仮組しました。緊張の一瞬です。
まず片面を組立てて
横桟を立て
もう一方を乗せて、ゴムハンマーでたたいて入れます。
何とかうまく収まりました。この向きで使います。
仕口は、二枚ほぞにして、
ほぞの先を留めにして、できるだけ強度を持たせるようにしました。
縦框が割れない範囲でできるだけ硬く仕込まなければなりません。
何とかうまくいったようです。ホッ!
次は小穴を突いて、底板と棚板を付けます。
先週の土曜日に捨て摺りした椅子の漆も乾いたので、水研ぎにかかりました。
240番の耐水ペーパーで研ぎ、
篦と濡れ雑巾で、研ぎ泥を完全にとって乾かします。
捨て摺りをして研ぐと、鉋のビビリや、鉋境、逆目などがはっきり現れます。
気をつけて仕上げたつもりでいたのですが・・・。
すべて研ぎ終えたら水分を乾かし、漆を塗ります。
毎度おなじみの画像ですね。
今回、見本の手板の作成も同時に進めています。
240番で研いだ部分を残すためにマスキングテープを貼り、刷毛摺りをして、
しっかり漆を吸わせてから、余分な漆を篦で取ります。
そして漆室で乾かします。
椅子と並行してキッチンワゴンの制作も進めています。
栃のテーブルと、椅子2脚とセットで、岐阜県のTさんからの注文です。
ほぞ穴開けとほぞ切りをして、框組みの仕口の加工がほぼ完了しました。
240番の耐水ペーパーで研ぎ、
篦と濡れ雑巾で、研ぎ泥を完全にとって乾かします。
捨て摺りをして研ぐと、鉋のビビリや、鉋境、逆目などがはっきり現れます。
気をつけて仕上げたつもりでいたのですが・・・。
すべて研ぎ終えたら水分を乾かし、漆を塗ります。
毎度おなじみの画像ですね。
今回、見本の手板の作成も同時に進めています。
240番で研いだ部分を残すためにマスキングテープを貼り、刷毛摺りをして、
しっかり漆を吸わせてから、余分な漆を篦で取ります。
そして漆室で乾かします。
椅子と並行してキッチンワゴンの制作も進めています。
栃のテーブルと、椅子2脚とセットで、岐阜県のTさんからの注文です。
ほぞ穴開けとほぞ切りをして、框組みの仕口の加工がほぼ完了しました。
五稜箸菓子箸が完成し、納品に黄檗売茶流家元を廣智寺におたずねしました。
短い時間でしたが、五稜箸に関していろいろなアイデアをお聞きすることができました。
ありがとうございました。
その後、アラン・ウェストさんの「緑影展」に行ってきました。
前回も大変感動しましたが、今回は更に、少し前の作品も展示されていました。
今の作品とは少しイメージが違いますが、見ていると絵の中の世界がどんどん広がっていくような不思議な印象を受けました。
大きな屏風絵の前に座っていると、いつまでも浸っていたい、そんな心地良さを感じます。
前回のお礼と今回のお祝いを兼ねて、五稜箸をプレゼントさせていただきました。
大変喜んでいただき、早速大好きなお菓子をつまんで食べておられました。
今回、奥さんともお会いし、ギャラリのつついさんも交え、展示会の終了時間が過ぎるのも忘れ、親しくお話させていただきました。
ギャラリーを出る時には辺りはすっかり暗くなっていました。
アランさん、すばらしい作品を見せていただき本当にありがとうございました。
個展は、7月30日までです。
摂津市鳥飼の大阪銘木団地の見学に行ってきました。
大阪銘木協同組合の銘木市場では、明日から銘木市が開かれるということで、欅を中心とした銘木が広い倉庫と広場に所狭しと並べられていました。
一画にはこんな巨木も
こちらはタモなど、折からのスコールのような雨。
これだけの材を見るのは初めてです。規模は違いますが樹輪舎のオークションを思い出しました。
帰りに、いつもお世話になっている今野さんの工房に寄せていただきました。
ブログはいつも拝見しているのですが、寄せていただくのは初めてです。
きれいにされていて、小生の工房とは大違い。
機械の精度を上げるための改造をされ、いろんな治具を工夫されているのを実際に拝見しとても参考になりました。
工房の一室は、仏像を彫るスペース、棚には今まで彫られた仏像が並べられていました。
その一画に
これ、購入した宝くじを抽選日まで入れておく、「宝くじが当たるかもしれない壺」だそうです。
ただし、当たる保証は一切しない、とのことでした。
ちなみに、これまで当たったことは?とたずねてみると・・・「ない」という返事でした。
サマージャンボを10枚も購入した者としては、ちょっと心惹かれるものがあったのですが・・・・。
今野さん、お世話になりましてありがとうございました。
大阪銘木協同組合の銘木市場では、明日から銘木市が開かれるということで、欅を中心とした銘木が広い倉庫と広場に所狭しと並べられていました。
一画にはこんな巨木も
こちらはタモなど、折からのスコールのような雨。
これだけの材を見るのは初めてです。規模は違いますが樹輪舎のオークションを思い出しました。
帰りに、いつもお世話になっている今野さんの工房に寄せていただきました。
ブログはいつも拝見しているのですが、寄せていただくのは初めてです。
きれいにされていて、小生の工房とは大違い。
機械の精度を上げるための改造をされ、いろんな治具を工夫されているのを実際に拝見しとても参考になりました。
工房の一室は、仏像を彫るスペース、棚には今まで彫られた仏像が並べられていました。
その一画に
これ、購入した宝くじを抽選日まで入れておく、「宝くじが当たるかもしれない壺」だそうです。
ただし、当たる保証は一切しない、とのことでした。
ちなみに、これまで当たったことは?とたずねてみると・・・「ない」という返事でした。
サマージャンボを10枚も購入した者としては、ちょっと心惹かれるものがあったのですが・・・・。
今野さん、お世話になりましてありがとうございました。
この間、仕事が予定より遅れ気味、若干焦りが・・・。
椅子の鉋削りが完了し、仮組。
OKなので、分解し、拭き漆に向け、仕口にマスキングテープを貼ります。
こうすると、水性の木工用接着剤が使え、修理が必要な時に分解できるのです。
このテープ貼り、なかなかやっかいなのですが、その時活躍するのがこのテープフォルダー。
必要に応じ、いろんな幅のテープがすぐに使えます。
本当はカッターも付ける予定なのですが・・・。
テープが貼り終わったら捨て刷り。
硬い刷毛(立交たてまぜ)を使って、導管の中までしっかり漆をすり込みできるだけ漆を吸わせます。
椅子は部品が多いので結構やっかいです。
表面の漆はすぐに乾きますが、導管の奥に入った漆が乾くには2~3日かかります。
最初の捨て刷りはしっかり乾かします。
椅子の鉋削りが完了し、仮組。
OKなので、分解し、拭き漆に向け、仕口にマスキングテープを貼ります。
こうすると、水性の木工用接着剤が使え、修理が必要な時に分解できるのです。
このテープ貼り、なかなかやっかいなのですが、その時活躍するのがこのテープフォルダー。
必要に応じ、いろんな幅のテープがすぐに使えます。
本当はカッターも付ける予定なのですが・・・。
テープが貼り終わったら捨て刷り。
硬い刷毛(立交たてまぜ)を使って、導管の中までしっかり漆をすり込みできるだけ漆を吸わせます。
椅子は部品が多いので結構やっかいです。
表面の漆はすぐに乾きますが、導管の奥に入った漆が乾くには2~3日かかります。
最初の捨て刷りはしっかり乾かします。
久しぶりの気持ちの良い晴天
いつも同じ風景ばかりなので、カメラを少し北に転じてみました。
川に水も引き、夏らしい風景になりました。
夏の日差しを浴びてか、昨日まで青かったトマトが色づき始めました。
仕事も順調にはかどり・・・とまでは行きませんでしたが、椅子の仕口の加工がほぼ完了し、明日は曲面の削り出しと仕上げの鉋削りです。
いつも同じ風景ばかりなので、カメラを少し北に転じてみました。
川に水も引き、夏らしい風景になりました。
夏の日差しを浴びてか、昨日まで青かったトマトが色づき始めました。
仕事も順調にはかどり・・・とまでは行きませんでしたが、椅子の仕口の加工がほぼ完了し、明日は曲面の削り出しと仕上げの鉋削りです。
今日は46年ぶりの皆既日食の日 皆さん、日食は見られましたか?
私は・・・仕事に夢中で?? すっかり忘れてしまい、気がついたら12時をすぎていました。
夜、テレビでは見ましたけれど・・・。
昭和38年の日食の時は、小学生。ガラスに煤を付けて(当時はこれが当たり前でした)見たこと、長野県は部分日食でしたが、あたりが薄暗くなったことなど覚えています。
次は26年後・・・うーんきびしいですね。
ところで昨夜、炭山はすごい雨だったようです。
朝来てみると、工房裏の志津川は濁流とは行かないまでも
すごく増水していました。
そんな天気でしたが、
今朝は、今までで一番の収穫がありました。ささやかではありますが我が家の猫額畑としては大収穫です。
早速昼に万願寺唐辛子を焼いて試食。最高!でした。
トマトもだいぶ成長してきました。早く真夏の太陽がほしいですね。
私は・・・仕事に夢中で?? すっかり忘れてしまい、気がついたら12時をすぎていました。
夜、テレビでは見ましたけれど・・・。
昭和38年の日食の時は、小学生。ガラスに煤を付けて(当時はこれが当たり前でした)見たこと、長野県は部分日食でしたが、あたりが薄暗くなったことなど覚えています。
次は26年後・・・うーんきびしいですね。
ところで昨夜、炭山はすごい雨だったようです。
朝来てみると、工房裏の志津川は濁流とは行かないまでも
すごく増水していました。
そんな天気でしたが、
今朝は、今までで一番の収穫がありました。ささやかではありますが我が家の猫額畑としては大収穫です。
早速昼に万願寺唐辛子を焼いて試食。最高!でした。
トマトもだいぶ成長してきました。早く真夏の太陽がほしいですね。
この春制作したテーブルの「嫁ぎ先」が決まり、一緒に納める椅子をもう一つ制作しています。
椅子は、昨年から15脚目。
その都度部分的に直しているのですがそれをどこまで、どの図面に反映させたのか・・・、少し時間が経つとわからなくなってしまう。これも年のせいでしょうか。
五稜箸の拭き漆の合間に少しずつ部品加工を進め、座板の刳り。
ルーターで2.5mmずつ、等高線状に粗彫り。一番深いところで15mmです。
四方反りの小鉋で削りました。
今回は鉋の台の反りの曲率を座の一番急な曲率に合わせて調整したので、これ一台で荒削りからはじめ、短時間でほぼ仕上げることができました。
荒削りはルーターで掘った時の段を見当にして、ざくざく削り、だんだん刃の調子を低くしていって仕上げます。
特に定規は使いませんが、手のひらでなでるとかなりわかるようになります。
定規に頼るだけでなく、自分感覚を鍛えていくことも大切です。
そう言うと黒田乾吉先生の「市川君、鉋の台も定規じゃないのかい。」と言う声が聞こえてきそうですが・・・。
ちなみに、黒田先生は、木工塾時代、角切り盆を掘るのにはじめは鉋を一切使わせませんでした。
すべて小道具(それも丸、平、切り出しの3本)で仕上げる事が課題でした。それでお盆の底を平らに仕上げなければならなかったのです。
そして、言いました。「黙ってお盆100枚彫ってみ。そうすればいろんな事がわかってくるから。」と。
座15枚ではまだまだ偉そうなことは言えないですね。
最後に反射光で確認はします。
椅子は、昨年から15脚目。
その都度部分的に直しているのですがそれをどこまで、どの図面に反映させたのか・・・、少し時間が経つとわからなくなってしまう。これも年のせいでしょうか。
五稜箸の拭き漆の合間に少しずつ部品加工を進め、座板の刳り。
ルーターで2.5mmずつ、等高線状に粗彫り。一番深いところで15mmです。
四方反りの小鉋で削りました。
今回は鉋の台の反りの曲率を座の一番急な曲率に合わせて調整したので、これ一台で荒削りからはじめ、短時間でほぼ仕上げることができました。
荒削りはルーターで掘った時の段を見当にして、ざくざく削り、だんだん刃の調子を低くしていって仕上げます。
特に定規は使いませんが、手のひらでなでるとかなりわかるようになります。
定規に頼るだけでなく、自分感覚を鍛えていくことも大切です。
そう言うと黒田乾吉先生の「市川君、鉋の台も定規じゃないのかい。」と言う声が聞こえてきそうですが・・・。
ちなみに、黒田先生は、木工塾時代、角切り盆を掘るのにはじめは鉋を一切使わせませんでした。
すべて小道具(それも丸、平、切り出しの3本)で仕上げる事が課題でした。それでお盆の底を平らに仕上げなければならなかったのです。
そして、言いました。「黙ってお盆100枚彫ってみ。そうすればいろんな事がわかってくるから。」と。
座15枚ではまだまだ偉そうなことは言えないですね。
最後に反射光で確認はします。