木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

第2回「一木一優」打合会

2014-09-27 22:09:52 | 作品展
12月の京都木工芸同好会「一木一優」の木工芸・漆展に向けての第2回目の打合会を開催しました。
今回のテーマは、12月にちなみ「Merry X’mas  Happy New Year」

夏の、曲げ木研修会後それぞれが宿題で制作してきた「曲げ木」を持ち寄り、

クリスマスツリー作り。


だんだん形ができてきました。
このツリーが作品の展示台になるのです。
こんなクリスマスツリーは他にはないでしょう。お楽しみに!
10月半ばには、これに作品を乗せてDMはがき用の写真撮影をします。

ツリーのめどはついたのですが、乗せる作品が・・・・・

この日夜は、「一木一優」の会員の皆さんが、伝統工芸展の新人賞受賞を祝う会を開いてくれました。

妻も一緒にお招きを受け、美味しいイタリアンをいただきながら、楽しい語らいのひとときを過ごさせていただきました。
毎日楽しく木工ができるのも、毎年の作品展に向けて、研修をしながら励まし合っていける仲間の皆さんがいればこそ。
そんな仲間の皆さんに祝っていただけるのは大きな喜びです。
「一木一優」の皆さん、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。



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三線中塗り

2014-09-23 22:15:30 | 木工

三線の呂色仕上げ、ようやく呂色漆で中塗りにかかりました。
泉清吉作の、金髪の漆刷毛が刷毛目をきれいに消してくれます。
今日は表、明日裏をぬります。乾いたら炭研ぎ、そして上塗りへと進みます。


アクリル塗料を落とし、木固めの済んだ獅子頭に糊漆で麻布を貼りました。
今回は内側。曲面なので注意して完全に密着させます。

こちらは、「一木一優」の作品展に向けて、展示台にするクリスマスツリーの芯柱(幹)。

栂の3.5寸角をテーパの付いた八角柱に削り、


さらに先を細めました。
芯柱の向こうにある箱は、柱を立てる台。植木鉢を模して作りました。
曲げ木を枝にし、その先に板を付け、飾り台にします。
果たして「クリスマスツリー」になるのでしょうか・・・・

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NHK日曜美術館

2014-09-20 18:06:10 | 伝統工芸展

17日~19日の3日間があっという間に終わり、京都に帰ってきました。
初日は、授賞式とレセプション。2日目は木竹部研究会、出品者懇親会、木竹部懇親会と続き、最後は諸工芸部の3次会にお邪魔させてもらいました。
3日目は、会場を回って作品をじっくり見せていただきました。
慌ただしく過ぎた3日間でしたが、いろいろな分野の方と交流でき、いろいろなお話をうかがうことができました。
また、研究会での監査委員の先生方のお話をはじめ、個人的にも自分の作品についての評価もいただき、大変勉強になりました。
これからそれをどう具体化していくのか、大変大きな課題に身の引き締まる思いがしました。
お世話になりました皆さん、本当にありがとうございました。

なお、明日21日(日)朝9:00~9:45 NHKEテレ「日曜美術館」にて、「風と土と技と 第61回 日本伝統工芸展」が放送されます。
是非ご覧いただきたいと思います。
再放送は、9月28日(日)夜8:00~8:45 です。

また、第61回伝統工芸展は、9月29日(月)まで開催されます。
その後、全国各地を巡回します。日程と会場は次の通りです。

 10月 1日~10月 6日 名古屋栄三越
 10月 8日~10月13日 京都高島屋
 10月16日~10月22日 あべのハルカス近鉄百貨店本店 大阪芸術大学スカイキャンパス
 10月31日~11月 9日 石川県立美術館
 11月13日~11月30日 岡山県立美術館
 12月 3日~12月25日 島根県立美術館
2015年
  1月 2日~1月18日 香川県立ミュージアム
  2月 3日~2月 8日 福岡三越
  2月17日~2月22日 松山三越
  3月25日~3月15日 広島県立美術館

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第61回日本伝統工芸展

2014-09-14 23:03:47 | 伝統工芸展



第61回日本伝統工芸展が17日より始まります。
会場は日本橋三越本店7階。会期は17日(水)より29日(月)です。
機会がありましたら是非ご覧いただきたいと思います。


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書道机完成

2014-09-13 22:13:53 | 木工

拭き漆の終了した部材を組み立て、書道机が完成しました。
以前制作した机に比べ、一回り小さなサイズです。


抽斗は桐で制作。書道用半紙が入る大きさにしました。
この後梱包して、来週には発送します。

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三線漆塗り

2014-09-06 21:15:04 | 

拭き錆が終わった三線。錆を固めるための摺りをしました。
並行して進めている書道机。拭き漆を重ね、少し艶が上がってきました。


獅子頭の塗装落とし。塗るのは簡単ですが、落とすのは大変。
やっとここまで進みましたが、まだまだこれからです。


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今日から9月

2014-09-01 22:32:30 | 
8月が怒濤のように過ぎ去り、今日から9月

三線は、下地の拭き錆を重ねています。

こんなことも、

暁陶房作のコーヒードリッパー。把手の上薬が少しはげたので地を埋め、金か銀を蒔こうという訳です。


メインは書道机の拭き漆。捨て摺り漆が乾いたので、今日は#240による水研ぎ。
エアーサンダーを使い、時間短縮。


天板。最後にムラを取るため手で研ぎます。


水分が乾いたら、生漆の摺り。
刷毛で塗って十分吸い込ませ、余分な漆をへらで取ります。


こちらは天板。へらの硬さとへらの傾け方で残す漆の量が調整できます。


これで2~3日乾かして、次の研ぎに入ります。

コメント (2)
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