木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

発送準備完了

2008-05-30 21:49:03 | 木工
梱包が完了し発送準備ができました。巨大な荷物になりました。重さの関係で二つに分けて送ります。



「嫁入り道具第1号」の嫁入りです。


どこかで見たような文字が・・・。アップしてみると・・・。



もらっておいてよかった。(^_^)v
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テーブル 今度こそ完成!

2008-05-29 21:49:02 | 木工
テーブルの組み立てができました。組み立てと言っても脚に上部を乗せるだけですが・・・



板足のつなぎ部分を拡大すると・・・



このように、ネジで固定します。ノブをつけて手で回せるようにしました。

足を取り替え、座卓にすると、



Iさん、数日中に発送します。



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椅子 その後

2008-05-28 21:24:36 | 木工
今日は予定を変更し、テーブルと平行して進めていた椅子の仮組をしました。



一度分解して、角を丸めたり、面取りをすると



こんな感じです。

大人用の椅子の制作は久しぶりです。
昔作った椅子を元にしながら、今回、食事に使うと共に食事後ちょっとほっこりできるよう、まず座り心地が良いことを第一条件にして、シンプルでかつ丈夫であることを次の条件に設計してみました。今日は家に持って帰って家族を座らせ感想を聞いてみよう。 さあ、どうでしょうか。
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テーブル 完成!

2008-05-27 22:34:52 | 木工
テーブルの拭き漆が終わり、完成間近です。

天板に、脚の上部を接合した蟻桟をはめ込み



畳摺りを接合した脚を貫でつなぎ、くさびで止め



これに、天板を乗せれば良いのですが・・・一人では無理です。
明日木工仲間のMさんに手伝ってもらおう! 画像も明日

そして、もう一つ・・・・このテーブルには、

じゃーん!


抽斗がつくのです。

こんな感じ・・・  これは座卓にした時の画像です



これもIさんの注文です。 Iさんお待ちどおさまでした。
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テーブル その後

2008-05-20 21:44:44 | 
 
一方 テーブルは その後・・・


耐水ペーパーでの水研ぎ・・・(2日間ひたすら研ぎ続けるのだ)


漆の摺り込み・・乾燥・・を繰り返して下地を作り


やっと、布での拭き取りにたどり着きました。
これで、あの2日間にわたる「研ぎ」から解放されます。

これから、漆を摺り込んでは布で拭く作業を5~6回重ね、つやをあげていきます。
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鉋 その2

2008-05-17 22:26:44 | 道具
今日の作業の主役はこれ!



ドコモの古い携帯ではありません。その右の鉋。そう、携帯よりも小さい「豆鉋」
これも千代鶴貞秀作。それとその上は、京鍛冶竜作こと今井義延作。いずれも、刃のみ鍛えてもらって、台は削るものに合わせて自分で掘りました。

これで何を削るかというと・・



テーブルの漆を乾かす時間を使って制作中の椅子の座を丸く刳ります。

「豆鉋」は、引いて使うだけでなく、

 
押しても使います。

そして、もう一つ大事なのがこれ、



そう、手です。「反省!」しているのではありませんぞ。
微妙なカーブや凹凸は目で見てもわかりません。おかしいところは手でなでて探ります。わずかな違いが感じられる手にしていくのも修行です。

電気を消して遠くの光を反射させてみるとわかるのですが・・・。



もう一息ですね。 
椅子の座もこのように刳るととても座り心地が良くなります。 Iさん、お楽しみに!


最後に、今日の主役達、集合!



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鉋その1(友情の鉋)

2008-05-17 10:32:19 | 道具
ブログのタイトルは、「木・漆・道具」ですが、道具についてがほとんどないので今日は道具。道具の中でも一番好きなのは「鉋(かんな)」


写真は、千代鶴貞秀作「淡路の夕凪」の寸八と寸四鉋と子鉋。(1985年撮影)

 その昔(今から20年以上前)木工を本格的に始めた頃、独学の小生にとって一つ一つが試行錯誤。鉋の切れが悪いのを道具のせいにできないよう、とにかく良い鉋を手に入れようと兵庫県の三木へ行きました。
 その当時鉋といえば「千代鶴貞秀」。いろいろな賞を受けた超有名な鍛冶屋さんなのですが、素人の私が無謀にもおうかがいし、その時お願いして鍛えていただいたのが真ん中の寸八とその下の子鉋。
2ヶ月ぐらいして届いた鉋の美しさに感動。早速研ぎ上げ、台直しをして削ってみると・・・透き通るようなかんなくずが舞い上がるように出て・・また感激。刃物が良く切れる快感と言うものを知りました。
 夏、そのかんなくずを持ってお礼に再び千代鶴さんをおうかがいしました。それ以来二代目の千代鶴貞秀さんと、ずーっと親しくお付き合いさせていただいています。いつの間にか使う鉋はほとんどが「千代鶴貞秀作」になってしまいました。
 世の中には他にも有名な鉋や、最近「削ろう会」などで注目されている鉋もあり、どんなものかと使ってみたこともありますが、やはり千代鶴貞秀作にもどってしまいます。
私の狭い経験ですが、千代鶴さんのかんなより切れる鉋というものには未だ出会っていません。
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新緑

2008-05-15 13:51:33 | 工房
朝から椅子の座板をひたすら削っていた手を休めて外を見ると・・



久しぶりの青空に、新緑が実にきれいです。疲れも吹き飛びます。
そういえば、ここに工房を建て通うようになってから、以前は1年に数回、無性に田舎の信州に帰りたい気持ちになったのがほとんどなくなりました。(冬は別ですが・・・)この風景に癒されているのでしょうか。
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我が家にも・・

2008-05-13 13:10:25 | その他

 

先週の木曜日、我が家にも 新しい・・いや古いが やってきました。

こちらは、デリカ・・ではなくハイゼットです。・・・はい!

でも、4WDですよ、4WD!

これから何かと必要になるので探していたところ、良い出物があったので買ってしまいました。このトラック以前の持ち主は、生協さん。荷台には大人が中で楽に立てる高い幌がついていました。それと、バックギアに入れると

「バックします!バックします!・・」

左に曲がろうとすると

「左に曲がります、ご注意ください!

左に曲がります、ご注意ください!

・・」

とけたたましく叫びます。そのままではご近所の皆さん「生協が来た」と飛び出して来られますので、幌を外し、スピーカも切りました。(^_^;)

燃費もレガシーの半分以下なので、通勤にも使っています。

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日本伝統工芸近畿展

2008-05-07 22:44:45 | 木工
第37回日本伝統工芸近畿展が開かれます。
 大阪展は4月に終わってしまいましたが、
 奈良展:5月10日(土)~14日(水)近鉄百貨店奈良店6階 近鉄奈良ホール
 京都展:5月21日(水)~26日(月)京都高島屋7階 グランドホールです。

小生の作品も入選し展示されます。


「楓拭漆飾箱」です。
制作過程はこちらをご覧ください。
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