木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日本工芸会近畿支部総会

2015-05-28 22:44:09 | 伝統工芸展


近畿展も終わり、本展に向け本格始動したいところですが、今日は近畿支部の総会が開かれ行ってきました。
総会では、昨年度の活動及び決算報告、今年度の活動計画及び予算案が審議されました。

総会の後は懇親会。木竹部会以外の方にもいろいろお話しをうかがうことができ楽しいひとときでした。

会場は、鴨川のほとりに建つ「鶴清」。鴨川を渡る風が心地よかったです。

終了後、角田誠治さんの木工展に行ってきました。

会場は、京都駅地下のPortaにある「ポルタギャラリー華」




風呂先屏風などのお茶道具をはじめいろいろな指物作品が展示され、大変見応えがありました。
角田さんも会場におられ、いろいろお話しをうかがうことができました。



角田誠治木工展は、6月7日(日)まで開かれています。
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日本伝統工芸近畿展が終わりました。

2015-05-25 21:49:30 | 伝統工芸展
本日で、日本伝統工芸近畿展京都展が終了しました。
2月末の作品搬入から3ヶ月(作品の制作開始からは5ヶ月以上ですが)一連の取り組みが終了し、今日は午後5時から作品搬出でした。
連休に開かれた大阪展、そして今回の京都展とたくさんの皆様においでいただきました。
お忙しい中、会場に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。

搬入の前、「西眞り子 切子展」に行ってきました。

会場は、京都市中京区麩屋町押小路上ルの「くらしの器と切子ガラスの店 結」




ギャラリー内には美しく涼しげな切り子の作品がたくさん展示されていました。


私もほんのちょびっとですがお手伝いさせていただきました。


会期中、切子盃のワ-クショップも行われています。
展示会は5月31日まで開かれています。

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全国煎茶道大会

2015-05-23 22:03:57 | 作品展

全国煎茶道大会および日本煎茶工芸展が始まりました。


まずは、お世話になっている黄檗売茶流のお席へ。
今回は奥の庭の松を背景にしたしつらえ。なかなか素敵でした。


10時からは、名古屋の松風流による献茶式。
お昼から松風流のお席に工芸協会の先生方のお誘いで寄せていただきました。
お手前で使われているお道具もいろいろ拝見させていただきました。


境内のいろいろな場所で各流派のお席がひらかれています。


全日本煎茶工芸展は、黄龍閣別館2階の真空の間で開かれています。
朝からたくさんの皆さんで賑わっていました。
出品されている作家の皆さんとお会いできるのも楽しみの一つです。

煎茶道大会、煎茶工芸展は明日まで開かれています。
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第29回日本煎茶工芸展

2015-05-22 17:33:31 | 伝統工芸展
伝統工芸展の真っ最中ですが、明日23日(土)および24日(日)第60回全国煎茶道大会が開催されます。
その一環として、第29回日本煎茶工芸展が開かれます。

会場:宇治市黄檗の黄檗山 萬福寺 黄龍閣別館2階 真空の間
時間:午前9時30分~午後4時
入場料: 300円 (萬福寺 入山料別途必要)
主催:全日本煎茶道連盟

今回は栃の刳り物で茶托を出品し、何とか入選できました。

琳派400年にあやかった訳でもないのですが、「紅梅、白梅」と名付けました。
紅梅は蘇芳染拭漆仕上げ、白梅はオイル仕上げで、それぞれ5枚がセットになっています。

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日本伝統工芸近畿展京都展が始まりました。

2015-05-20 23:47:08 | 伝統工芸展
今日から日本伝統工芸近畿展京都展が始まりました。

会場前で開会式。
今日の私は会報部のカメラマン。
会場風景や、授賞式、受賞者の顔写真など、会報用の写真を撮り回りました。


今年、会場を出たところでは、琳派400年記念「出品作家の盃を愛でる」が開かれています。出品作家の盃を3つ選び、琳派400年を記念した日本酒を試飲できます。
盃の購入もできます。

近畿展、本展とも京都展の初日の夜には、毎回「NOMIの会」開かれています。
このNOMIの会とは、Non-organizer members for innovation(非組織の会)の頭文字をとってつけられた名称で、呑みの会でもあります。
工芸会近畿支部の有志の集まりで、会員外の人も含めた親睦や出品者の慰労、受賞者の賞賛などのほか集まりが作品のレベルアップにつながることを目指しています。

副幹事長の音頭でまずは乾杯!


お酒も進んだ頃、受賞から一言感想や決意をざっくばらんに語ってもらいます。
その後、二次会・・三次会・・と京の楽しい夜は更けていきます。
が・・・あすの当番を控えた私は一次会で失礼しました。
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網戸

2015-05-18 20:01:42 | 木工
仮住まいのUR団地には網戸がついていません。
エアコンがないので、これから暑くなると外からの風が頼り。
6階までは蚊は来ない、ともいわれていますが・・・やはり網戸はほしい。
「買うのはもったいないからたくさんある木で作ったら」と妻は言う。


そこで仕事の合間を見つけ(合間ばかりであるが・・)古い杉の板を挽いて木取り、簡単なほぞ組加工。もちろん鉋はかけます。


組み立て


網は以前使った残り。網の押さえ普通は専用のゴムを使うが、今回は木を細割りしてつめました。


これで完成。


サッシには網戸用のレールもついていないので、外側の戸のレールにはめました。
ベランダへ出るには網戸を外さねばなりませんが、簡単に外せるようにしてあります。

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日本伝統工芸近畿展京都展

2015-05-16 21:29:59 | 伝統工芸展

日本伝統工芸近畿展京都展が開かれます。
毎日午後2時より、列品解説も行われます。
20日(水)陶芸
21日(木)漆芸
22日(金)金工
23日(土)木竹工
24日(日)染織、人形
25日(月)諸工芸
多くの皆様のご来場をお待ちしております。

チケット(招待券)あります。メッセージ等でお知らせいただければお送りいたします。
なお、私は21日の午後、当番で会場におります。


6階美術画廊では、日本工芸会正会員による「わざの美・現在(いま)展」も同時開催されます。

また、こんな催しもあります。

併せてごお楽しみください。

 
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引っ越しが終わりました。

2015-05-15 21:40:29 | 木工
28年間たまったものを断捨離しながら家の片付け、引っ越し。その合間に近畿展大阪展の陳列、当番、ワークショップ、撤収・・・怒濤?のゴールデンウィークから一週間が過ぎ、やっといつもの制作の日々に戻りつつある今日この頃です。


まずは、煎茶の立礼手前座の椅子。黄蘗を使いました。


座板には縮杢が一番きれいなところをを。


なんでもない、極シンプルな構造にしました。


引っ越した先は公団住宅6階の2DK。

眺めだけは抜群です。
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Art Challenge vol.5

2015-05-14 21:08:54 | 木工
 1998年炭山に工房を建てることになりました。近所で借りていた駐車場に建てていた材料置き場の物置が立ち退かねばならなくなり、その土地をさがしていたのですが、話がどんどん広がってしまいました。
 中古の機械もそろえ、木取りや荒削りが機械でできるようになりました。他に本業を持つ身なので木工ができるのは休日のみ、もっと木工をしたいという思いは次第につのっていきました。いろいろ仕事も頼まれるようになり、早期退職を決意。そしてその頃から伝統工芸近畿展への出品をはじめました。


初めの写真は35回展に15年ぶりくらいに出品し初入選した、神代欅平卓。その後37回、39回と隔年で出品。しかしジレンマもありました。私は箱が大好きで箱を作りたいのですが、一方今の生活で箱を使うことがどれだけあるのだろう、まして工芸展に出品するような箱が私たちの生活になじむとは思えない・・・。そんな思いから何を作ったら良いのだろうと悩みました。そんなとき須田先生の「使おうと思えば使えるが、使うことを第一の目的としない・・いわば絵画のような・・・」と言う言葉に触れ、そんな思いが吹っ切れました。40回からは毎回出品するようになりました。2011年には工芸会にも入れていただき、多くのことを教えてもらいました。まさに目から鱗の連続でした。


 本展にも2011年から出品し、2012年に桑十角飾箱が初入選。本当にうれしかったのを覚えています。2番目の写真です。

教職を早期退職したのは2008年。

 3番目4番目の写真は注文をいただいて制作した卓と下駄箱。


おいていただく場所に合わせて使う材料やデザイン、仕上げなどを考え制作するのは、悩みますが実に楽しいことです。
公募展の作品制作、そして家具から身の回りの小物など大好きな木と漆の制作の日々が続いています。
 そして、ものつくりを通じてのいろいろな方々とのつながりが、何より大きな力となっています。つくづく人と木に恵まれて来たと感じる今日この頃です。
 長駄文お読みいただきありがとうございました。
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Art Challenge vol.4

2015-05-13 20:48:18 | 伝統工芸展

やっと4回目。今回は木工の話題を離れ、本邦初公開の話題。私は木工以外にも、オーディオ、スキー、写真、釣りなどいろいろな趣味がありました。時間が足りなくなる中でどんどん削ってしまいましたが、今回は写真の話題。
 私が子どもの頃、家は写真屋をしていました。写真屋と言っても白黒写真のDPEをしていただけなのですが、子どもの頃から常にカメラには親しみ、また父が購読していた日本カメラと言う雑誌を毎月見ていました。そんなわけで写真は好きで、いつか好きな山や自然を撮りたいと思っていたのですがその暇もなく、子どもの運動会などで撮る程度でした。はじめは使いものになりそうもなかったデジカメもやがて一眼レフが現れると写真の虫が動き始め、持っているレンズが使えると言うのを口実にして購入。
 そんな折、キャノンが東京、名古屋、大阪で大規模な撮影会を開いていると言う情報を知り、2002年秋はじめて参加してみました。
 会場は大阪万博公園。多くの参加者にびっくり。外人さんを含め10数人のモデルさん一人ずつに写真家の先生が付き、いろいろアドバイスしながらモデルさんにポーズをとらせます。その周りから大きなカメラを提げた叔父さんおばさんが群がり、カシャカシャと一斉にシャッターを切る、ちょっと異常な雰囲気でしたが、しかしファインダーからのぞくモデルさんの美しさにはぞくっとしました。
 昼食休憩を挟み一日撮りまくり、撮影した枚数は数百枚。デジカメならではです。
 撮影会のあとはフォトコンテストがあり、撮影した中からはじめて応募してみました。


初めの写真がはじめて応募した作品の内の一枚です。


 次の写真は翌2003年のコンテストの初心者コースに応募した作品「秋色に」。それがなんとグランプリを獲得してしまいました。


 3枚目は翌年一般コースに応募した作品「もの想う頃」。これも優秀賞を受賞しました。
その後1~2回参加しましたが、それ以降は他の行事や作品展と重なりなかなか参加できず、最近その撮影会自体もなくなってしまいました。
最近では一眼レフを使う機会もめっきり減ってしまいました。
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