木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

醍醐寺

2020-03-25 21:48:25 | その他

出かけた帰りに醍醐寺に寄ってみました。

カメラを持っていくのを忘れたので、スマホで撮影。


桜にはやはり青空が良く合いますね。


全体としては五分咲きというところですが、枝垂れ桜は満開を迎えていました。


今年は新型コロナウィルスの影響で人が少ないですね。

・・・スキーも殆どしないうちに春になってしまいました・・・

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座卓の制作4

2020-03-13 21:23:08 | 木工
鉋で仕上げ削りが終わった天板に集塵付きのベビーサンダーでペーパーがけ。

平面はサッと


曲面の部分はしっかり。


表もサッとかけるだけ。しつこくかけると導管部が凹んで凸凹になります。


そして捨て刷り。
十分漆を吸わせ、残った漆はヘラで取ります。


天板の表の捨て刷りが完了


脚はほぞの部分をマスキングテープで養生して捨て摺り。


天板の表が乾いたら漆部屋に運び・・・でかい・・(^_^;)
脚の大入れ部を養生


捨て摺り完了。一週間ほど乾かして研ぎ工程に。
これから拭漆の作業が続きます。
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座卓の制作3

2020-03-10 22:56:46 | 木工
座卓の制作も佳境に入って来ました。
長手の加工もまずは鋸で


今回使用したのは、茅野の田中米吉作の尺鋸
流れることなくまっすぐ挽ける上に、


恐るべしこの切れ味。
長さ2m(両側で4m)の欅があっという間に挽けてしまいました。
この鋸、かれこれ30年以上前に茅野の工房にお邪魔して譲っていただいたもの。
大切に使わせていただいています。


次は鉋で削り出し。まずは荒仕工で


更に中仕工、上仕工で曲面に仕上げ、


最後に平面の仕上げ削り。


胴張りにした脚を大入れにするため天板を掘り込み


仮組みし、部材の加工がほぼ完了
どう加工するか迷いましたが、工房中を細かな鉋屑と粉塵まみれにすることもなく・・案ずるより産むが易しとはこのこと?
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座卓の制作2

2020-03-09 22:00:24 | 木工
新コロナウィルスの感染が広がり、学校も休み、仕事もなくなるという大変な状況です。
先の見えない状況ですが、一日も早く終息して欲しいと願うばかりです。

私も予定していた行事、会議等がすべて中止になり、木工三昧の毎日。


座卓の制作は脚のほぞ穴開け。


そして、脚の仕上げ削り・・・


脚の仮組み。座卓の形はほぼできたのですが、作業はここからが難題。
天板も胴張りにし、縁を裏側に大きくRをとってほしいという注文。
その加工をどうするか?電気鉋を使うのが普通でしょうが、工房内に飛び散る鉋屑と粉塵は避けたい。
そうなると手道具でするしかない。


まずは妻手を鋸で斜めに荒挽き。この鋸右へ流れてしまいます。


次に鑿で粗彫り。ここまでしておいて・・


後は鉋で削り出し・・・肉体労働が続きます。
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座卓の制作

2020-03-04 09:52:44 | 木工
遅れている座卓の制作に取りかかりました。


天板は、幅850mm、長さ2000mm、厚さ60mmの欅の一枚板。
この大きさの板を扱うのは久しぶりです。そして最後となるかも・・・
かろうじて裏返すことはできますが、移動は一人ではもう無理 (>_<) 
表の平面をルーターで出し、鉋で削って仕上げました。
一汗かきました。(^_^;

この板、乾燥材として仕入れてからすでに15年程経っています。
10年程前、裏を平面に削り置き場とPRを兼ねて事務用机として使っていました。

今回使うことにしましたが、削ってあった面はほとんど狂っていませんでした。 
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