
このところの暑さで、工房裏のささやかな畑に3本植えたキュウリがぐんぐん成長しています。

一週間位前から2日に1本ぐらいのペースで収穫できるようになりましたが、今日は良い大きさのものが2本もとれました。
ささやかですが、毎日が楽しみです。
さて、暑さに負けず制作中の座卓、蟻桟をはめました。

溝の蟻部に鉛筆で黒く塗ります。

蟻桟を叩いて入れ、鉛筆で黒くなる様子を見ながら、蟻作理鉋で削っていきます。

最後まで入りました。

この時、すべての蟻がしっかりかみ合っていなければなりません。

蟻桟の加工が済んだら、部材の仕上げ削りと大入れの加工です。
貫の束、貫、脚、蟻桟の順に鉋で胴張りに削って仕上げ、大入れの加工をしていきます。
いつものパターンです。

脚と蟻桟の大入れで接ぎ。トリマーで深さを決めて粗彫りし、極浅外丸鑿で仕上げます。

天板以外の仕上げ削りが済み、仮組みしてみました。

次は天板の仕上げ削りをして、拭漆の仕事にかかります。