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3月東京で見損なった「柴田是真の漆×絵展」に行って来ました。
考えられないような技術と技巧、緻密さは本当にすばらしく、ただただ感動。
一枚だけ残っているという本人の写真からは想像できない茶目っ気と遊び心、時間の経つのも忘れて鑑賞させてもらいました。
会場の承天閣美術館のある相国寺は初めて
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有名な鳴き龍のある法堂や方丈、浴室なども見学しました。
法堂の広さや100坪はあるという法堂の天井、そこに画かれている蟠龍図は圧巻でした。
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また、おもしろかったのは宣明と呼ばれる浴室。
当時の浴室の構造や修行としての入浴法などがよくわかりました。
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相国寺でもう一つ訪れたかったのはここ、林光院という塔頭
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この建物は、妻の実家のある滋賀県日野町に、幕末の藩主市橋長が藩邸として建てられたものを移築したものなのです。
内部は公開されておらず見ることはできませんでしたが、「お大名普請」と呼ばれ、都に移築されるような御殿を建てた高い技術が、地方でも受け継がれていたことに驚きを感じました。