Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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ゴミをなくしには

2011-08-17 17:50:41 | インポート
ゴミをなくすには


最近、リサイクルの関連の仕事をしている。
たまに思う。
どうしたらゴミがなくなるのかなって。


自分の役割では、どうしようもないけど、国全体としてのかたちはないのかなって
よく考える。


リサイクルにもいろいろある。
たとえば、一般ゴミを高温溶融炉で燃やして、溶融スラグというものを作る。
たとえば、それ自体は意外とメジャー

いろんな市町村が独自に溶融炉をもち、溶融スラグを作っている。
そして、それを利活用しようと苦心している。


でもね。
使い道が結構むつかしい。


スラグっていうのは、一見すると灰色っぽい粉状の物体
細かい粒は少し普通は尖っている。
焼成温度や、元のゴミの中の成分により、出来上がるものは毎回違う。


例えば、偶然にも隠れて一般ゴミの中に、変なものが紛れ込んでいて、一緒に溶融しちゃうと、その付近だけ成分が違ったりする。


その溶融スラグのね。
安全性についての評価方法っていうのがね。
あの有名なJISってやつで決まっている。


なら、安心だ。
と思うでしょ。
でもね、そうでもない。




JISにかいてあること
それは。

三ヶ月に一度、いろんな場所でいろんなタイミングで採取したサンプルを、後追いで試験しておけば大丈夫
土壌環境基準の三倍までの値なら、再利用する相手がそれに気をつければ大丈夫

なんてことが書いてある。
(あ、これは、かなり省略してあるし、かなり簡略化してあるから、詳しくは調べてくださいね。)



問題は何個かある。

さっきの理屈でいくと、すごく固まって有害物質が溶融される感じなのに、試験のサンプルの採取方法は結果としてそれを薄めてしまう。
これでは、実際の塊が及ぼす害はわからない。

つぎに、後追い検査と三倍特例
溶融スラグって、できたら順に出荷されている。
後追いでもし基準値を超えたりしたら、再生しているプラントで対応が間に合うのか。
そもそも、そのまま使うような使用法の場合にはどうするのか。
考えられていない。



もうひとつ
溶融スラグは土ではない。
ありとあらゆる人造物が溶けてできるものだ。
その安全性を評価するのに、土に含まれる可能性だけに限定した試験について調べて
安全だというのは、どうなんだろう。
そう感じた。


すでに、市町村は何億円もかけて当たり前にスラグを使いはじめており、いまさらあとにはひけないだろう。

使い道を考えて、安定させれば、例えばコンクリート製品の材料なんかにいれて固めてしまえば、影響は少ない。
たしかにそうかもしれないが、不安だ。

たぶんゴミをなかにいれて固めて埋めることは、やはり不法投棄のそしりをまぬかれないだろうか。




どちらかというと、推進すべき立場になり、規制緩和を周りから迫られながら、こんなことを日々考える。

個人の力なんて小さいもので、今に抗いようのない力が働いて、時代は変わって行く。


そんな中で
今の自分にできることは何か。
考えなきゃならない。



うーむ。
なんだか、このブログにそぐわないような気もしてきた。
まぁ、たまにはいいかな。









コメント
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