Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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娘さんの断端やせ

2016-10-14 00:03:22 | 義肢装具や関連のお話
娘さんの断端やせ

秋ですね。
この時期は急に寒くなり風邪を引きやすい。
衣替えや布団の冬仕様への変更も忙しいです。

我が家ではもう一つ、毎年恒例の問題が。(^^;;
それは、娘さんの断端やせです。
人間誰しも、一年中体の状態が同じわけではなくて、季節により体型も変化します。
特に子供は顕著。
夏から冬にかけてが一番痩せることが多い娘さんです。

毎年、夏休みに義足を作り直す娘さん。
つまりはどんどんやせつつある時期に型をとり、余裕をみてソケットを作るわけで。
そこからやせていくと、ますますソケットが緩いわけです。

それでね。
つまりはソケットがゆるくなるわけなんだけれど、歩けなくなるわけじゃない。
歩くたびに空気が漏れたり、音がしたり。
激しく歩くと義足が動いたり緩んだりする。
しかも日によったり、履き方によったりもするし、朝と夜でも違ったりもする。
加えて、今はライナーがシールインXだから、バンドの位置で上手く懸垂ができるかどうかが左右されたりもして、なかなか判断が難しい。

今も左足がそんな状態。
困り果てる。

その状況に対応するために、使い古しのシリコンライナーを分解して、オズールのディスタルカップのようにライナーの中に履けるライナーを作ってみた。
ディスタルカップだと、断端が大きくなりすぎてしまい左足には使えないから、先端部はなくしてリング状に。ひょうたん型になっている凹んだ部分に履いた上にライナーを履くといいのではないかと考えている。

一度履いてもらったら、調子がよかった。
何回か休みの日に履いてもらいながら、調子が良ければ使いたい。
それにしても、この加工。
ハサミだけでやるから少し無理がある。
上手く行ったら義肢装具士さんに相談してみてもいいかもしれない。
上手く行ったらだけれども。

こういう地味なツール。
義足を履く人には、実はとても大切。
子供に限らず困っている人は多いはずで。

なんとかしたいなと、日々工夫する。
上手く行ったら大先生に話してみようかな。
商品化されたらいいしね。

ポイントは輪っかの端の部分をいかに薄くするか。
段差があると跡がついてしまって赤くなり、痒くなるからね。
なかなか難しい。
薄くしすぎると破れてしまうからね。(^^;;


追伸

あー
空気が入るらしい。
また失敗かなぁ(^^;;









コメント
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