Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

台風21号

2018-09-04 23:03:11 | 仕事・社会について
台風21号
猛威をふるい、過ぎ去りました。


かつてない規模で
かつてないコースに
かつてない被害をもたらして


このところの日本の自然災害は
毎年と言っていいくらいに、観測史上最大を更新しています。


公共施設の維持管理に携わる者としては
なんというか、これからの構造物設計のあり方を
非常に考えさせられますね。


やり過ぎれば無駄遣いと言われ
災害が起きるたび、性能不足ではないかと言われ
通常は必要だと言っても予算が降りないのに
無理なタイミングで予算を使えと言われる


給料を散々減らして
人も散々減らし切っておいて
急に災害対策や国土保全が大切だから、役場はしっかりしろという。
むちゃくちゃである。


なるべくしてなっている。
大局を見誤り続けている。
本当に必要な五十年後を見据えて、きちんと必要なものに
利権や企業利益、圧力や権益からくる様々な思惑があるのはわかるが
やはり必要なものは必要だという一貫性も大切。


そのためには
ある程度の行政としてのきちんとした本音の議論と、それを尊重した一貫性を守るべき意識が必要な気がする。


きりがない災害対策
きりがない安全な構造物への期待
きりがない保護すべき人々への配慮


政権が変わるたびに、根本がふらつくようでは長期的な一貫性のある効果的な施策などあり得ないだろう。


ただし。正しい方向に行っている場合に限るとは思うというのが、今時点での感想だけれども。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする