Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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映画「HELLO WORLD」を観て

2019-11-02 23:45:00 | お気に入りの「その他」
HELLO WORLD
観てきました。

気になっていて、予告をみて
当日に見ることを決めたんだけれども。
観て良かった。うん。良かった。

愛する誰かのために、人生をかけること
イメージの力を振り絞って願うこと
その力の大きさが映像の力になって、伝わります。


現実には判りづらく、目に見えない想いや力
回り道をしても、こんなふうに叶うといいな。

愛する人の分身が、「誰かのために力を尽くすイメージの力」
それを意識が回復しない愛する人のための、記憶の核になりうるのではないか。
そして、ヴァーチャル世界の中での自立した意志を持てれば、その意志がいつしか、リアルな世界の自分と同調できるまでに育つのではないか。

治療として物語を見るのであれば、先生が「一行さん以外の誰かのために、心から自分を犠牲にしてでも守ろうとする。」
そんな状況を作り出せた時、リアルな先生の治療は完了する。
そんなところだろうか。

精神的に壊れてしまうことに備え、自らのヴァーチャルな複製を育てて保持することがはやったりして。(^^)
でも、その意思とリアルな自分とは別存在で
その人格は必ずしも同じ成長を遂げるわけではない。でも、ヴァーチャル世界はヴァーチャル世界で、この映画のようにその世界で完結する人生があるわけで。つまりは自己意志を持つというのが、どういうことを指すのかわからなくなる。

ああ、混乱した。


つまりは。
ヴァーチャル世界に、自己成長型人工知能が組み合わさると、かなりいろんな可能性が広がると。
そういうことをこの映画は教えてくれる。
神の手は不思議だけど、たしかにヴァーチャル世界に限定すれば、存在させることは可能なんだろう。

いろんなことを考えさせてくれる映画だ。
なんの予備知識も無く見るより、あらすじを知ってから見たほうが多分楽しい。
何度か見返したくなる映画だと思った。
地上波に公開されたら、何回か見返そう。
うん。
見る価値がある映画だ。
コメント
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