あっという間に秋も深まり、朝の寒さが厳しくなっている。
街でも木々が色づき、コートや手袋、マフラーをする人も見かけるようになってきた。
時が経つのが早い。
やるべきことはたくさんあり、順番に追い越されないようにしつつ。立ち止まり考えなきゃいけないこともあって。
自分のことも、家族のことも。
とりわけ、上の娘の進路は、今後への影響が大きい。
子供自身が決めること
とは、よく言われるが、判断するための材料は一緒に集めていて
もしかして、情報が不足していて、誤解していないか。選んだ後に後悔したりしないか。
そんなことを考えながら、自分だったらと自問自答を繰り返している。
わたしが子供の頃は、こんなに学校見学に行かなかったし、何にも知らなかった。
実際に選択肢も、今より少なかったと思う。
今は大変だ。多様化する時代に、無限に近い選択肢。その中から、自分の進む道を決めなきゃならない。
まだ、なりたいものが定まらない、15歳。
娘は、どういう選択をするのだろう。
こうした選択の際、障害があることで選択肢が狭まらないように。
そのことが、わたしの生きる意味と思い、走り続けてきた。
まずは、その第一関門がもうすぐ近づいてきている。
娘は心から、人生を左右するこの選択を楽しめているだろうか。
いや、楽しくはないかもしれないが、自分次第でどうにでもなると感じられているだろうか。
そんなことを考えつつ、お節介で干渉し過ぎてしまわないように、見守るこの頃。
後数日で、今のところの希望が紙に書かれる。
それまで、暖かく見守りたい。
どうするんだろうなぁ。