上の娘と「なりたいしごと」について、最近話す。
私は、果たしてどうなんだろう。
たぶん、本当は私はなにかを作る職人さんになりたかった。
一人黙々と、自分と戦いながら
作品に向き合い、自分に向き合い、自己を高めていく。
長い時間をかけて、成長していくことが仕事につながるような。
そんな仕事が夢だったような気がする。
じゃあ、なにになれば良かったのか
と言われると今でも困るし
そうした仕事をしていたら、今より不安定だろうし、実際才能があったかどうかも怪しい。
でもさ。
娘に話すのに、素直に昔の自分を暴露するとそうなる。
だからして、あまり娘にかっこいいことは言えない。
できることといえば、昔より情報を集めて整理する力はあるから、娘に可能性は提示してやれる。でもそれだけ。
今の仕事。
今更ながら、向いているんだろうかと疑問に思うこともある。
まあ、しかし。
資格主義な業界ではあるから、職場内では関係なくても、自己研鑽の結果は資格所持として残るから、まだいいのかな。
そんなのなんにもない世界もあるものね。
ものづくりの一端はたしかに担ってる。
でも、たぶん動機はぐうぜん。
物理と数学が得意で、入りやすい学部学科を選んだときの偶然の産物
そこから始まっている職業。
うーむ。
それじゃ、なんだか行き当たりばったりすぎるよなぁ。
不思議になんとかこの年までやってこれているから、もう後悔とかしているわけじゃないんだけどね。
今、高校生の娘に、なんといっていいか。
進路を決めるに際して、どうするべきと聞かれたら。
理想論はいくらでも言えるけど。
定まらなかったら。
得意科目から決める? 興味から決める?
今の部活などの充実をとる? 軽い興味から決めた進路に向かい、苦手科目を一から鍛え直すために勉強に専念できる?
そんなこと。
このところ、夜中に少しづつ
娘と話したりしています。
しかし
しらなかった。
公立の看護学科4年制の入試
センター試験以外の二次試験、英語と小論文と面接なんだね。
理系科目が二次だとばかり思ってたわ。
娘は医療系に興味があるみたい。教育、介護系も
まあ、小さい頃から、医療関係でさまざまな大人たちに会い、助けられてきているからね。
そうなるか。
でも、対人があまり得意ではなくて、誠実な姿勢は保てるから、一対一の方がいいのかな。
医療関係で娘が力を発揮できる職種。
義足がハンデになりにくい職種。
なんだと思います?
看護士はキツいのなぁ。
うーむ。
なりたくなり、目指してから、それに気がつくのは辛いしね。
親としては悩ましいのです。
どなたか詳しい方、アドバイスをいただけるとありがたいです。