せっかく良い家を作ったのに、休みの日になると外出してしまう家庭が多いみたいです。隣のミニ団地の家庭ではそのようです。もっとも、子供達が小さいうちは、「ねー、どっかに連れてってー。」と、せがまれることも多いでしょうからね。
私はこの頃は年を取ってきたせいか、あまり外出をしなくても、どうってことが無くなってきました。以前もどちらかというと、そういう傾向がややありましたが、家族に楽しんでもらうのも楽しいと思って外出をしたりしました。
この頃は、自分の家のある敷地内のあちこちを眺めるのが好きです。南に行けば南の方の風景があります。西に行けば、これまた全く違った光景が見られます。立って遠くを眺めれば一つの絵ですし、かがんで蟻や名前の分からない小さな虫などが動いているミクロの世界も又ひとつの絵です。立体・音・臭い・温度・触覚付きの動画です。
上の写真は古い木の幹ですが、中が傷んで空洞になってしまいました。燃やしてしまうのももったいなくて、そのへんに置いてあります。こんなものでも一つの絵になりますので、しばらく見ていて楽しいものです。
そんなことを思っていると、遠くまで外出して渋滞に巻き込まれたり、疲れたり、危ない思いをしたりしなくても、まあまあ楽しい世界を見ることができますから、わが家が良いですね。
ここまで言ってから少し言い訳を、、。若い人が家から出ないのを「ひきこもり」というそうです。年寄りの場合は「とじこもり」だそうです。私は、外出を毛嫌いしているわけでもないんです。本屋さんに出かけたり、ホームセンターに出かけて、知り合いの店員さんと話をして、いろいろと機械のことを教わってきたり、公開講座に出てみたり、あることで会議があれば出ていって意見を言うし、あるものの編集委員にさせられているので、それに出席して文章を書いたり、校正をしたり、そこで雑談をしたりして、楽しい時を過ごすこともあります。
そんなことで、私はとじこもりの症状ではないと断言したいのですが、さてこの話を読んだ方は、どう診断していただけるかなー。
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