都と京(みやことみやこ)

2006年11月13日 | Weblog

一昨日、京も都もみやこだという話をしましたが、偶然というのは恐ろしいというのか、面白いというのか、それともおかしいというのか、酒井順子さんという人が「都と京(みやことみやこ)」 という本を書いていたんですね。昨日の朝日新聞に読書という本を紹介するページがあるのですが、そこに出ていました。もっとも、その紹介の文を読むと、この場合は東京と京都のことを書いているようです。現代風に言えば「東京 VS 京都」というところでしょうか。

忘れなかったら、読んでみようかなと思っています。一つの文化論でしょうか。東京と京都ではずいぶん違いがありますが、そういう互いに強いクセのような町があることが楽しいです。あちこちに、個性あふれる町があることは良いことですね。何処へ行っても同じだというのではつまりません。たとえ行かなくても、個性あふれる町があるということを知っているだけでも楽しいものです。

          

竹下内閣の時に、ふるさと創生の政策があってからしばらく経ちますが、その評価はどうだったでしょうか。私は、あれはかなりの刺激があったのではないかと思います。あれ以来、ふるさとを何とかしよう、ぜひすばらしいふるさとにしよう、なにか特徴のあるふるさとを作ろう、、、、などの意識が国民全体に強く根ざしたのではないかと思います。とびっきりすごい政策ではないと、誰もが思ったでしょうが、じわりじわりと我々の心の中にしみ込んで、いまでも地下水脈のように絶えることなく流れている、すばらしい政策だったような気がします。

自分の町はぜひよい みやこ になってほしいものです。