なんとまあ暑いこと。急に真夏日のような天気になってしまいました。急にというのは面くらいます。
ミーちゃんはこの通りです。白い座卓だったら、まな板の上の猫という感じ。
それで、午前中のモーレツに汗のでる作業から、午後は自分を解放しようとして私も考えました。
涼しいところがありましたよ。美術館です。茨城県立近代美術館というのが水戸にありますが、そこに行って涼んできました。
県内在住の、照沼というお金持ちが集めた絵を展示していました。非常におもしろかったですね。それぞれ、気負いのない作品ばかりでした。
これは、入り口でもらったパンフレットの裏側にあった絵ですが、版画類(エッチングなども含む)のコレクションで、右下の絵は見たことがあります。初年兵が足で鉄砲の引き金を引くところです。作者・浜田知明は、兵隊に行き、非常に非人間的な扱いをされたそうです。
そう言う話を聞くと、私はとても腹立たしく感じてしかたありません。近ごろでは17年も牢屋に入れられていた方がいたりして。
ズッキーニは今のところ、一本を除いて四本は元気です。次々花が咲きます。四本あると、次々と待たずに食べられますね。
うっかりすると、こうなります。うっかりは特技です。うっかりとか、油断、固い言葉では不覚、不注意、それから隙、ゆるみ、怠り ・・・ずいぶん並べてしまいましたが、そういう言葉は友達のようなものです。
こうなると量も増えますので、食べるのがたいへん。大きくなっても支障なく食べられるのが良いところです。
一日一村
来てみれば夕べの桜実となりぬ
排 句
来てみれば琵琶の実カラスに食べられる
来てみればカラス撃ちたや血が上る
来てみればトウモロコシも荒らされぬ
来てみればアホーアホーとからかわれ
来てみれば羽根のあるやつ皆憎し
来てみればズッキーニが棍棒に
来てみれば絵も良し空気Oh!涼し
来てみれば館内人なくなおよろし
来てみれば版画の良さが良く分かり
来てみれば猫も座卓に長くなり
来てみれば観光地とはそんなとこ
来てみればやっぱり食うこと一番か