旅はたびたび

2009年06月27日 | Weblog


 「夏は日向を歩き、冬は日蔭を歩け」という言葉を何かで読んだ記憶があります。安易な道を選ばず敢えて苦労せよという意味だと思いますが、比喩はともかく、実際この時期に進んで日向に居ようとしたら、熱中症という、とんでもない結果を招きかねます。そういう時期になりました。


 

 インゲンです。花盛りというんはおかしいかもしれませんが、いちおうはインゲンの花盛りです。桜の花じゃあるまいし、この木の下にむしろを敷いてとはとても・・・。なんでまたとんでもないことを考えてしまうんでしょうね。


 

 両方つくってしまうハメになったので、両方のインゲンを対でだすことになってしまいました。こちらはツルのある方です。まあ、ほっといたら豆になると思います。

                    

 昨日の京都に行きたいという話の続きですが、コメントがあったので、少し旅行の話をしようと思います。

 今ではもうたぶん行くことは無いかなと思っていたのですが、ときどき関西の方まで車で旅行に行っていました。もちろん北陸あたりも行きました。今までのところでいちばん遠かったのは出雲でしょうか。あるいは桂浜とか。

 出雲まで行ったときには、山口まで行っちゃえと思ったのですが、そこはなぜかその時には、あとに残しておこうと思って戻ってきました。


 

 もちろん、いきあたりばったりの旅行です。ですので、ちょっと冒険みたいなところもあり、なかなか面白いです。

 いつでしたか、静岡は清水あたりでも見に行こうとでかけたことがあるのですが、はずみで 岡崎城 → 桶狭間 → 熱田神宮 → 岐阜・岐阜城 → 関ヶ原 → 彦根 → 敦賀・気比(けひ)神宮 → 東尋坊 → 永平寺 → 那谷(なた)寺 → 金澤 → 自宅 なんていうことになってしまったこともありましたっけ。で、静岡市&清水市(今はどちらも静岡市)は後日行き直しました。

 
                         台風一過の朱雀門

 京都とか奈良は車でも行ったことがありますが、電車も含めて何度も行ったことがあります。台風の最中(さなか)に奈良盆地を一周していたこともありましたっけ。平城京のあの赤い朱雀門の奥の草原を見ながらボーっとしてしばし時を過ごしたこともありました。関東と違って遺跡がおもしろいですね。

 九州は取って置いたのですが、今は関西も含めて行きたい半分、残り半分は、ちょっとおっくうになってきました。


 


  一日一村

   若葉して水白く麦黄ばミたり

  排 句

   若葉して水白く髪白みたり
   若葉して水白くキャベツ網になり
   若葉して麦刈り終わり田植えかな
   若葉していくつもの季語重ねたり
   若葉してけだるさのなか草むしり
   若葉して魚とる子の笑顔かな
   若葉して蒸し暑き中猫のびる