二十歳くらいまでが時間がゆっくり流れ、それ以後は時間の経過が早く感じるのだそうです。誰かの言った言葉です。本屋でさっと立ち読みしたものですから、誰が言ったものだったか忘れました。なるほど、そういえば、そうかも知れませんね。
でも、私の場合にはもっと遅くまで時間は比較的ゆっくり流れていたような気がします。いくつだったか、正確には覚えていませんが時間は有限であるのは分かってはいたのですが、おそらく三十代だったと思いますが、ふと時間が無限にあるような気がふとしていたことは覚えています。「 時の流れに身を任まかせ 」 なんていう歌の文句がありましたが、そういう感じでゆっくりした生活をしていました。あ、いまでもゆっくりですが、気持ちが違います。
で、日暮の早いこと。午後も3時頃になるとお日さまの勢いがなくなってきますね。そうなると、やがて冷たい風がしずかに起こって頬をなでて行くようになります。そうなると、あとは一気に夕暮れまでどんどん落っこちていくようになります。
大根の浅漬けです。おかわりもう一膳なんて言いたくなりますから要注意。
草むしりなど、ちょっと腰かけて作業すると、かかとの上の部分や腰や背中にかかる負担がぐっと軽くなります。
オットー・クレンペラーという指揮者は、もう少しずつ忘れられていきつつある人ですが、彼が指揮をしたイギリスのフィルハーモニア管弦楽団の演奏は、とびっきり上手で私は大好きです。他のオーケストラと試しに聴き比べたことがあったのですが、完璧に近いと思えるほど技術的にも音楽性も上手で驚きました。ときどき堪能しています。録音は多いです。
身を捨てて住まばやと思ふ山の奥に
あまりさびたる松の風かな 藤原親康
廃 句
身を捨てて など言わなくたって さびしいね
三が日 過ぎてまだまだ 休むひと
そのせいか 店も道路も 混みまする
夕されば さっと寒さの 大軍が
おのれ来たか 負けてなるかと 構えけり
立ち上がり 急ぎ炬燵に 駆け込みぬ
一平卒 大将顔で ふくれ面