「~がなかったら」と言う言葉を耳にします。またそう思うことがあります。この季節、せっかく晴れた良いになのに、「~がなかったら」と思うのは 風 です。
また午後になってよく思うことは「雲さえなかったら」です。午後になると、千切れ雲、それもけっこう大きなものが流れてくるのです。そして、雲により陰りができると風が起こる。それも冷たい風が。そうすると日向ぼっこをしていた人は、もう諦めていそいそと家の中に引っ込んでしまい、お茶でもすすることになります。そしてミステリーの再放送の始まる時間。昔なら「水戸黄門」。
ネギです。霜解けでぬかるみに入るのがいやなので、遠くから望遠にして撮りました。これから寒さが厳しくなるとさすがに青い部分は弱って折れてきます。
物置の、外から見えしかも雨のかかりにくいところに時計をつけておきます。農作業や山仕事をするのに、腕時計もしていられませんから。
午前11時半になると、隣の町の防災無線のスピーカーからチャイムが聞こえてきます。また、12時になると別な村、と言っても今はわが町に合併になってしまいましたが、から別なチャイムが聞こえて来ます。でも、仕事に夢中になっていると、それも聞こえなくなることがあります。そんな時計はほっとけい。
ブロンズに 着せてやりたい 店の服
寒空に 凛々しく裸 洋品店
あたいはね 店の服など 着やせぬわ
皮肉にも 服屋の前に 裸体像 しかも何年も・・・
旅人と我が名よばれん初しぐれ 松尾芭蕉
廃 句
今日もまた 庭でうずまく 枯葉かな
あちこちで パタパタの音 布団干し
ショパンの午後 いつのまにやら 夢の中
陽だまりに 平和の溜まり 猫の午後
コーヒーを 歩きで買いに 一万歩
高級車 ならぶウィンドウ にらみつけ
食べ物屋 寝ていた腹が 騒ぎ出し