寒い風

2011年01月06日 | Weblog
 夏には夏らしい日というのがあり、冬には冬らしい日というものがあるような気がします。それも、一つだけではなく、雨の日晴れの日などいくつかの「~らしい日」というのがあると思います。

 今日は、晴でした。風があり、それほど強くはありませんでしたが、冷たい風で家のすぐ前の庭では枯葉が渦をまいていました。典型的な晴れの冬らしい日でした。

 

 近くにある老人の施設です。外に出る人も無く、薮の向こうで建物だけが無機質にいくつもの破風を見せて、風が屋根を越えてピープーと吹いていました。

 

 保育園の工事が今日から再開しました。コンクリートは暮れに打ち込んでおいたので、完全に固まっていると思います。
 力強い、かと言ってうるさ過ぎることの無い程度ですが、元気な工事の音が聞こえてきました。

 

 蒔くのが遅かったので、あまり育っていません。アブラナです。種の量に限りがあるので、トラクターで耕したあとにバラ蒔きしました。これは埃の立つのを防ぐ役目です。本当は、一面に蒔きたかったのですけど、足りませんでした。

 干し芋を作る地域では、冬から春にかけて畑の土が舞いあがり公害になるので、町から小麦の種が配給になるそうです。私も欲しいですが、私の町は産地ではないので駄目でしょうね。かと言って小麦をつくっていたのでは、手間ばかり食って忙しくなるだけですから、せいぜい野生化したアブラナの種を取るくらいです。

               

 ジャケットが楽しい、カラヤン指揮ベルリンフィルのヴィヴァルディ作曲「四季」です。花から始まって食べられるまで並べてあります。この曲は大好きで、いろいろな演奏家のものを持っています。できるだけ多くコレクションしてみようかなと思ったこともあるのですが、馬鹿らしいのでやめました。

 先ずは、冒頭の 春 第一楽章です。 
    http://www.youtube.com/watch?v=rbeunUDAUuI
 次に おしまいの頃の 冬 第二楽章。
    http://www.youtube.com/watch?v=ik3LVjzrw4A&feature=related

                        
                           

   海に出て 木枯らし帰る ところなし     山口誓子

 
    廃 句

       冬の海 終日荒れっ ぱなしかな
       風の日は 庭で渦巻く 木の葉かな
       昨日まで 共に戦い して来たに      どこかの政党
       木枯らしや 耳たぶかゆくて たまらなし
       木枯らしや 帰り真っ暗 ウォーキング
       寒空に  ひとつ泳ぐや 帰り便       羽田行き?
       掘り炬燵 ドラマ途中は 夢の中