服部嵐雪という人の句に 梅一輪一輪ごとの暖かさ という俳句がありますが、そのパロディで 雨一降り一降りごとに春が来る なんてのはどうでしょうか。へたくそですね。 それはそれとして、今日も雨です。一時はけっこう激しいとまでは行かないまでもしっかりと降りました。
しばらく前は、乾燥したところに風が吹いたものですから、土誇りがすごくて道路に細かな土が溜まり、まだぬかるんでいるところもありますが、こう降っては春によくある強風があっても、土は飛ばされないと思います。肥沃な黒い良い土を何にも利用しないところに飛ばされるのはもったいない話です。
NHKの みんなのうた に 「 雨が空から降れば 」 http://www.youtube.com/watch?v=m95Op0AAOb0&feature=related という曲があったのを思い出しました。
雨が空から降れば
想い出は地面にしみこむ
雨がシトシト降れば
想い出はシトシトにじむ
黒いこうもり傘をさして街を歩けば
あの街は雨の中
あの街は雨の中
電信柱もポストもふるさとも雨の中
しょうがない雨の日はしょうがない
公園のベンチで一人
お魚をつればお魚もまた雨の中
しょうがない雨の日はしょうがない
しょうがない雨の日はしょうがない
なにもかもずぶ濡れになり、外で遊べないし、ゲーム好きな子は論外。元気な子どもには雨は好きではないでしょうね。
昨夜は、友達に誘われて歌を聴きながら楽しんできました。女性が多かったので、なお楽しです。こういう所はおしゃべりは自由にできるし、飲むのも食べるのも自由。大いに気晴らしになります。
若者は ひきこもり。 年寄りは とじこもり。 チウイしましょう。精神的にも身体的にも良くありません。 と自分に言い聞かせています。でもまだ年寄りとは思っていませんけど。
ほかはそうでないのに、市内の一等地の裏の方は建物がなくなり駐車場が目立ってきました。素人の想像ですが、きっと地価が高く借りるのにはペイせず、それなら郊外の安くて車の出入りが自由にできる広い所の方が良い、という会社が多くなってしまったのではないかと思います。一方、旧市内も慢性的に駐車場不足に悩んできたこともあり、このような結果になってきたのかなと思います。
たいていの町では、表通りはシャッターのしまったままの店がずらーっと並んでいる、いわゆる 「 シャッター通り 」 になってしまっていますが、幸い水戸はまだそのようにはなっていません。行政や法政が何かをどうにか変えないと、全国の町が街として機能しなくなってしまいそうです。
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人生は一個のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わなければ危険である。
芥川龍之介