もみ殻燻炭は、もみ殻が貝殻のようにしゃくれていて、そのしゃくれた所にバクテリアが繁殖しやすくなるので、堆肥作りをしているときに、木の葉などを分解するのに良いのだという話を聞いたことがあります。
友達のところで処分にこまっていたものを運んできたものです。このまま畑に入れると、土が乾きやすくてだめだそうです。粘土質の土には言いそうです。
春なので、ブログのログイン画面も春らしくなりました。スマホスマホと草木もなびく。なびかないのはお年寄り。なんちゃって私も四捨五入しても四入五入でも年寄りに入っちゃいますが、スマホにはまだなびかないです。なびかされそうな気はします。まだ若いですから。
燻炭作りを終えてから、大洗にお昼を食べに行って来ました。今日は漁港あたりを散歩しました。
カモメの水兵さん
明太子の工場があります。ここは工場の一部ですが販売店。右手にある自動販売機はどれも無料です。奥の方に、明太子の寿司があります。それも試食できます。
東京から来た観光バスが着きました。窓のところにある案内を見たら 「 水戸偕楽園と那珂湊 大ネタ回転寿司!」 と書いてありました。
お客さんは、まず明太子の工場見学をじっくりやってから、店に来てあれやこれやと買い物をするのでしょうね。
丘に上がったところに 山村暮鳥の碑がありました。
老漁夫の詩 山村暮鳥
人間をみた
それを自分は此のとしよつた一人の漁夫にみた
漁夫は渚につつ立つてゐる
漁夫は海を愛してゐる
そして此のとしになるまで
どんなに海をながめたか
漁夫は海を愛してゐる
いまも此の生きてゐる海を……
ぢつと目を据ゑ
海をながめてつつ立つた一人の漁夫
此のたくましさはよ
海一ぱいか
海いつぱい
否、海よりも大きい
なんといふすばらしさであらう
此のすばらしさを人間にみる
おお海よ
自分はほんとの人間をみた ← 碑には此処までかいてありました
此の鉄のやうな骨節《ほねぶし》をみろ
此の赤銅《あかがね》のやうな胴体をみろ
額の下でひかる目をみろ
ああ此の憂鬱な額
深くふかく喰ひこんだその太い力強い皺線(しわ)をよくみろ
自分はほんとの人間をみた
此の漁夫のすべては語る
曾《かつ》て沖合でみた山のやうな鯨を
たけり狂つた断崖のやうな波波を
それからおもはず跪いたほど
うつくしく且つ厳かであつた黎明(よあけ)の太陽を
ああ此のあをあをとしてみはてのつかない大青海原
大海原も此の漁夫の前には小さい
波はよせて来て
そこにくだけて
漁夫のその足もとを洗つてゐる