光陰

2012年03月14日 | Weblog


 平凡で、たいした大きな起伏もなく退屈な日が続いても、平和で穏やかな日を過ごせれば良いと思っています。特別楽しいことが無くても、そういう毎日が続くことを願うものです。退屈など感じることが出来ません。次からつぎへとやることがあり、たとえ何も無い待合室のような部屋でずっと待てと言われたとしても、空想の世界がありますから、むしろ歓迎と言いたいくらいです。

  

 3月11日に芽が出ているミツバの写真を出しましたが、これはそのミツバです。久しぶりに我が家のミツバ。おいしかったですよ。ほんの少し醤油をかけて食べました。

  

 時々、パンを焼いてもらいます。これがまたおいしい。耳がやや硬く、その内側はとっても柔らかです。私はこのパンの縁を食べるのが好きです。硬くてしっかしっかとする感じがとても好きです。

 「 しっかしっか 」 と言うのは歯に抵抗があるくらいの 柔らかさのある硬さ を言う、通じるのは我が家だけかも知れませんが、一種の擬態語です。柔らかさのある硬さ というのは、石のような硬さではなく、ぎゅっと噛めるが簡単にはかみ切れない硬さのことです。

  

 一つの食べ物をガツガツと食べるのではなく、微妙なおいしさをよく味わう、そういう食べ方は好きです。若い頃はガツガツでした。

 山の中にある笹。笹か、と思えばただそれだけのことですが、その周りのものとうまく風景が合い、なにか引き留めるものがあれば、それは一つの良い景色です。それと味覚も同じのような気がします。

  

 時々、どうしているのかなと思う歌手や俳優がいます。森山加代子もその一人。昨日はNHKの歌の番組顔をだしていました。昔のあの元気な面影があります。顔も雰囲気も、それは娘の頃と同じだとは言いませんが、あまり変わっていません。まだ、こうして元気に歌っているんですね。懐かしい。

 撮っている時は曲名など全く気にかけませんでしたが、下の字幕から判断すると、「 月影のナポリ 」 でしょうか。 昭和35年 ( 1960 ) 。

 http://www.youtube.com/watch?v=ULSg8ilAlOE


 http://ja.wikipedia.org/wiki/1960%E5%B9%B4 もご覧ください。面白いですよ。