負 担

2012年03月19日 | Weblog


 年金は、これから若者一人に対して年寄り一人という割合になり加重負担になっていくという、とてもじゃないがいい話ではないことがよく言われています。若者が子どもを産まないからです。若者が子どもを産まないのは、好きで結婚をしない人が多いというだけではなく、なかなか生活していくのが大変だからです。年金だけではなく、いろいろな面でそのようになってくるのでしょうね。

 大変でない状態にするには、これは政治の力しかありません。経済の力ももちろんですが、経済は一国家だけではなく、世界的に起伏が大きくあり動いているものですからいつも常にと言うわけには行きません。

  

 同じ電柱として立てられても、このような電線の十字路にあたるところに立てられた電柱は負担がたいへんそうで、無生物とは言え気の毒な感じがします。将来の若い人たちの苦労を想像してしまいます。

 かと言って、今の私たちは若返るわけにはいかないし・・・。もっと急速に高齢者社会を迎えようとしている国が近所にあるそうで、将来はどうなっていくんでしょうかね。全体の知恵で乗り越えなければなりませんね。

  

 外でも菜の花が咲き始めましたよ。今日は暖かくて良い日です。午前中は風が強かったです。東京では風がすごいとツイッターで言っていた人がいました。おそらくビル風がすごかったのではないかと思います。こっちは野っ原ですから、溜めて密度の濃くなった風などは吹かないですが。

  

 密度の濃くなった、と言えばこのシャワー。使ったあとに、いつまでもポタポタと水滴が思い出したように落ち続けています。なぜだろうと思ってホースやらなにやらを外して見てみたら分かったような気になりました。

 少ない水で勢いを増すためなのでしょうか、ホースを細くしてあるようです。それで、使ったあとは上から空気が入って水が少し下の所に安定して残るというのではなく、毛管現象のような現象が起こり、少しずつ空気と水の位置が置き換わっていくようになるのかなと思えるのです。その時に水がまるで漏れるかのように落ちてくるのだろうかと想像しました。

 このシャワーの下の床がいつも濡れて、カビの原因にならないとも限りませんので、注意しています。そう複雑に出来ているとまでは言えないまでも、昔のような簡単な構造のシャワーではないようです。

  

 工事現場を前にして、二人の若者が休んでいますが、何かちょいと様子が・・・。と思ったら、休憩時間にゲームをやっているようです。なんか、職人さんの休み時間も風景が変わりつつあるなと思いました。昔は自分でやった仕事の状態をたばこをふかしながら見ているというのが普通でしたけどね。

 時代が変わりつつあるようです。


    廃  句

      惜しむよに行きつ戻りて春がくる
      電柱は苦しからずや今日も立つ
      菜の花は咲けど寄り来る蜂も無し
      欲しいもの鼻の入りぐちフィルターが
      天狗殿あおぎ返してこの冷風           この冷たい風さえなかったら