厳しい冬を越えて

2012年03月24日 | Weblog


 AIJの社長は赤字を出しているにもかかわらず、月給600万円もらっていたと言うのですからすごいです。昔、銭ゲバという言葉がありました。もっと昔からは金の亡者とか。

 企業のトップの金遣いには目に余るものがあります。どこかアジアの国でギャンブルにはまりこみ、これまた100億円も子会社から借り出していた製紙会社の会長がいたり。

  

 今朝から雨でした。薄暗い中、こたつに潜り込んでいましたが、気晴らしにどこかに行こうということになりました。しかし何処も雨。路地など歩く気分にもなりません。楽しくないですからね。

 水戸のイオンモールはもう飽きちゃったし、知っている人に会う確率は非常に高いし、会えば挨拶したり、出かけてきた理由を言ったりして面倒くさいし。それで、つくばのショッピングモールに出かけました。歩いた歩いた。それでも道路を歩くほどは歩数は稼げませんが、こたつの中よりは良いです。右が店がひしめき合って建物で、中庭があってその左はレストラン群になっています。雨だし、薄ら寒かったので中庭にいる人はほとんどいませんでした。

  

 今年の冬は寒さが厳しく、マンリョウの葉がほとんどこのように上部が枯れてしまいました。上に植木のあるところは霜がおりないので青々としています。一本だけは完全に枯れてしまいましたが、それ以外はこのように何とか助かりました。

  小鳥が少ないのか、実が残っています。数年前までは実が残るということはほとんどありませんでした。密漁している人もいるという話を聞くことがあります。  

  

 一度、全部耕してしまったのですが、強いんですね。このノラボウ菜は菜種の一種なのですが、何とか土の中から起き上がって、ついにこのように持ち直しています。これより大きくなりすぎたものは、ほとんど寒さで枯れてしまいました。むしろこれは耕されたために、まとまって生き残ったという感じです。まさに怪我の功名とはこのこと。

  トラクターは重さがかなりありますので、ロータリーという回転する刃の届く深さまでは耕せます。しかし、それより下の土はかえってトラクターの重みで硬く締まって層を作ってしまいますので、耕すのだからと言ってあまり何度も行ったり来たりしない方が良いようです。その硬くなった層を耕盤と言うのだそうです。

  

 クリスマスローズが咲きました。これも、かなり寒さで葉がいじめられましたが、なんとか立ち直りたくさん花をつけてくれました。

  

 少しずつ花が咲くようになりました。土の中に球根のあるものは強いですね。さすがに土の中は暖かいでしょうからね。それに球根にたくさん栄養分を蓄えておけるし。

 向こうにあるのは、越冬したとは言えかなり寒さにいじめられたアーティーチョークです。


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       春さればまづ咲くやどの梅の花
                  独り見つつや春日暮らさむ   
                                     万葉集   山上憶良

          春になると始めに咲く我が家の梅の花を一人見て過ごそう春の日を