冬は主に山仕事ですが、それも適当です。それに正月は山仕事をやっちゃダメなのだそうです。正月のタブーは多いですね。
例えば、たき火などは駄目です。今は二日の頃から燃やしている人がいますが、あれはタブー破りなのか、親から伝わらなかったのかのどちらかです。
なんでも出来るようになるには、だいたい15日前後の頃からです。その間は少しずつ禁忌事項が解かれていきますが、面倒くさくてその期日は覚える気もありません。もう、守ろうという気持ちも薄らいできました。
どうして正月は禁止事項が多いのかなと思ったことがあります。正しい理由は分かりませんが、おそらく歳神様をお迎えしている為かと思う事があります。
そう考えれば理由は簡単です。「 お客さんをお迎えしているのにそっちのけににしておいて仕事はねえだろう。お客さんがお帰りになってから仕事だろ。」 と言われそうな気がするのですが。
歳神様は山の神だと思っている所が多いようです。山の神は女の神様が多い野だそうで。だから奥さんのことを山の神というのだとか。本当かどうかは分かりませんが。聞いたことはあります。
風呂上がりはこいつがうめぇな~~~
「 怠け者の節句働き 」 という言い方がありますが、こんなのも盆や正月に仕事をやらないという元になっているんでしょうね。でも、今はいろいろな職業がありますから、盆でも正月でも働いている人はいます。ガードマンとか店員さん、郵便局の人、鉄道関係者、お巡りさん ・・・・・・ 切りが無いほどいます。