陽だまりに風

2013年01月18日 | Weblog


 昔から「月に叢雲、花に風」と言われてきましたが、私は、それにひとつ加えたいものがあります。
 それは「陽だまりに風」です。せっかく晴れて陽だまりは暖かいのに、冷たい風が日向ぼっこの邪魔をするのです。

 

 その風が嫌で買ったこのテント。中は暖かいですよ。この時期、家の中では、外が明るすぎるせいか暗く感じます。おまけに、暖房していないとスースー寒いのです。
 暖房も要らない、風も来ない所、と考えたのがこれです。ビニールハウスもありますが、何となく土や肥料が匂うし、家から少し離れてしまっています。

 

 先日、雪が降ったので屋根の役目をする紺色のフライシートというのをかぶせてありますが、中は明るいです。狭いので中の全景が取れませんが、色違いに見えるのは太陽光線によるためです。一番明るい所は太陽が直射しているところで、薄青い所は斜めに光りが当たっているところです。

 長く入っていると、顔がポッポッと暑すぎるくらいになるのが欠点ですが、今日のような風がやや強い日などは快適です。それに、今度は飛ばされないように深く金属の杭のようなものを打ち込んで固定しています。

 

 毎年、ウドを栽培して食べています。今までは、このようにしてもみ殻をこの囲いの中に入れ、ウドが下から伸びてきてもみ殻を突き破った時に根元から刈り取って食べていました。
 此の方法ですと、トタン板の幅と同じ長さの白いウドがたべられます。しかし、この方法ですと、沢山のもみ殻が要ります。


 

 それで、今年は工事現場から不要になった太い塩ビ管をもらってきて、このように切断して立ててみました。中にもみ殻が入っています。もみ殻は少量で済みます。上に重しを乗せておくのは、もみ殻が風で飛ばされないためにです。
 この方法ですと、もみ殻でなくても、天井のところをマルチのような黒いビニールで塞いでしまえば、中は真っ暗ですから、白い芽が伸びてくるはずです。春に期待しています。

 


     木枯らしが 吹いても心は  あたたかく
     ふところの 中は木枯らし  吹きまくり
     木枯らしや 洗濯物が  よく乾き
     木枯らしと  共にお札が 飛んで行く
     西の国    仁義ってものは ねえのかい       過激派よ