昨日とは打って変わってきれいに晴れたのですが、東風が冷たいです。したがって、桜は長持ちしています。
これが一番見事に咲きました。今のところ、我が家の桜では一番大きいかなと思います。
本来はこれなのですが、大木になってからテングス病というのにかかり、枯れてしまいました。根元から芽が出て花が咲くようになりましたが、幹に相当する枝がないので、やがて枯れてしまうかも知れません。
50歳以上になると思います。私が子供の頃に父が苗を買ってきて植えたのを覚えています。大木になりましたから、その花が散るときは見事でした。本当に花吹雪になり近所の人にも喜ばれていました。
チューリップも満開です。この花の場合は満開とは言わないのでしょうかね。あまり聞いたことはないです。咲き揃うとでも言うのでしょうか。
子供の頃に、チューリップの絵をどれほど描いたか。何度か描いた記憶はあります。
ずっと向こうに黄色く咲いているのはノラボウ菜の花。そこは草地です。食べるのは畑の菜です。肥料があるせいか、畑のほうがずっとおいしいです。この草地の花は種を取るために刈り取らないでおいておきます。
そのノラボウ菜のあるところに残っている栗の木のぼっくいですが、私はたいていの場合、このように根元から伐らないで草の丈よりも高いところから伐るようにしています。
理由は、低い所で切ってしまうと草を刈るときにガツンと草刈り機の刃をぶつけてしまうからです。見えていれば避ける。見えなければ知らずに刃を当ててしまう。
もう一つメリットがあります。この根方を掘り出す必要がなくなります。腐ってきたら出来るだけ高い部分にロープをかけてトラクターで引っ張ると、根っこも一緒にとれます。実に楽です。
見栄えはあまりよくありませんが、庭ではないですので気にしないでおけます。
水にすむ蛙(かわず)」も花に声すなり
桜ながるる小田(おだ)の苗代 賀茂季鷹
かものすえたか