都会に住んでいる人には分かりにくいことでしょうが、このごろは、ずいぶん放棄されている田んぼがあります。荒れていますので、目立ちます。荒れ放題の隣の田んぼはきちんとつくられていて、ずいぶん迷惑をこうむっているのではないかなと思うのですが、まあ隣同士のこと、所有権が異なりますからなんとも仕方がないことなのでしょう。
アケビの花
それはまだしも、心配なのは、これから何らかの事情により、輸出入が滞りがちになったときが問題です。
半分以上は輸入に頼っている国内の食糧事情。危ないことになります。人為的なことが原因とばかりも言えません。このように天候が荒れる時代に突入してくると、あちこちで飢饉が起こったときにはどうなるでしょうか。食べ物の争奪戦が起こる可能性があります。そうなったら、田畑は荒らされ、ろくに実っていない作物の田畑からの盗難さえ起こります。パニックになります。
楠は、冬の寒さがあまりにも厳しいので、葉っぱがどんどん枯れていきました。常緑樹の葉がなくなってしまうということは、枯死する心配があります。
ところが春になり、見事に新芽が出てきたので安心しました。
このように、色が茶色に変わってしまった葉は全部落ちて、その後に淡い色の新芽がでてきました。
これから、冬が来るたびに毎年繰り返されるのかなと、まだ心配は当分続きそうです。
しかし、ある程度大きくなってしまえば、強くもなるかなと期待もしています。
また曇りました。昨日のことですが、なんでも50年に一度の大雨になるという予報は外れたようです。
しかしまだ分かりません。私の家のあたりは台地のうえですので、洪水はありませんが、川には一気にあちこちから流れ込みますから、低地は洪水の恐れが大いにあります。
この町のふところ深き暮春かな 石田郷子