あまり知り過ぎないほうが良いことがよくあります。明日、地球が爆発するなんてことは知らないほうがいいです。約70億人と、ありとあらゆる地上の生命が失われるなんて、10年前に知られたとしたら、どうします? その10年間にありとあらゆる努力がなされて、しかも無益だったということが一刻一刻しらされるのです。これほどひどい拷問はありません。
なんて言う話に、突然冒頭からなっちゃったのにはわけがあります。「アルマゲドン」と言う映画を見始めてしまったからです。
ある小惑星が地球に向かって接近しているという話から始まりますが、規模が規模だけに、そう簡単にはどうすることもできないわけです。これは映画ですが、実際にあり得る話です。
さて、そんなことは起きっこない、単なるもしものことを思う一種のゲームだと思って・・・・・。今日もいい天気です。気温は20℃を超えていますよ。風はそよ風。一年中この状態を保ってくれると良いですね。
そんなことありっこないですね。つらいときがあればこそです。
甘党の人でも、口に入るものが全部甘くては。酒が好きでも何から何まで酒の味でも。金が好きでも触れるものが全部が金になってしまっては。でも、一日くらいなら、金(きん)と金(かね)に、あまり縁のない私など、そういう経験もしてみたいですね。
ゼンマイ
まあ、そういう想像の遊びはそれくらいにして。寒かったり暑いくらいの日になったり。春は天気に振り回され通しです。体の調子が狂ってしまう人もいるでしょうね。
先日、と言っても10日くらい前ですが、少しくしゃみがでるので再び耳鼻科に行ったところ、「 あと3週間は薬を飲んでください 」 と言われました。その薬のせいか、テレビを見ているといつの間にか夢の世界に入ってしまっているのです。なんかうるさいなと思って目が覚めると番組は終わってしまい、うるさいコマーシャルがいくつも連続して流されているなんてことが多いです。
今年の春は 「 眠い春 」 です。または 「 夢の中の春 」 です。頭の中のゼンマイでも巻かなくっちゃ。
ヤマユリ
このごろ楽しいこと。それは本屋さんに行くことです。できるだけ大きな本屋さんがいいです。いろいろな分野の本を売っているので、何か夢がいっぱいそこに渦巻いている感じです。
しかし、同時に大きく心に押し寄せてくる大津波のような力を感じます。なぜかといいますと、興味をそそる本は、それこそ沢山あるのですが、それを全部は読むことが出来ないからです。何せ読むスピードが遅いものですから。出来れば速読が可能ならば。しかもただ速いだけではなく、きちんと頭の中で理解されなくては・・・。
と、 のんびりと暖かい風の中で座椅子に坐り、映画を見ながら眠ったり、本を読みながら夢の世界で遊んだりしています。花粉症の薬のおかげで、いろいろな夢の世界の旅が出来ます。しかも無料で。