午後になってから雨がやみました。今年の春は雨がたいへん多いです。そのせいで、畑の土は風に持っていかれることはありませんでした。
これでは、たぶんこれから雑草の芽の出具合はかなり多くなるでしょうね。春の雑草は根の数が多い上に、しっかりと沢山の土を抱え込むようにしていますから、一緒に土も剥いでしまうようになり、とても取りにくいです。
雨が多かった利点は < 堆肥によく雨水が染みとおったので、その結果細菌がはびこり、腐りやすくなる > ということでしょうか。
昨日、これを持ち出して積みなおしをしたのですが、普通は雨水が通らない乾いた部分が多々あるのですが、ぜんぶ濡れていました。
積み直しを <切り替えし> と言いますが、空気を入れることにより酸素が中に供給され、細菌の繁殖にプラスになります。
古い風呂桶から雨どいから落ちてきた水があふれていましたので、土が乾燥しがちなビニールハウスに散水してやりました。特に、ブドウには多く水遣りをしました。
その結果見つけたのがこれ。太いのが二本。これからも期待できそうです。ただし、ハウスの中には一株しかないので、数多くは望めません。
本当は、ハウス栽培がこの辺りでは良いみたいです。ただし、ものすごく葉っぱが繁茂しそうですので、他の野菜は作れなくなりそうですから、専用のハウスを作った方がたぶん良いでしょうね。
ながめするみどりの空もかき曇り
徒然まさる春雨ぞふる 藤原俊成
つれづれまさる = 徒然(単調で物憂い気分)な思いがいっそうまさる