穏やかな日です。少しずつ時がすぎて、今日も夕方が近くなってきました。
同じ苗字を持つ氏子が十数軒集まって、お稲荷さんを祀っています。そのお稲荷さんのお祭に揚げる幟旗(のぼりばた)の竿が古くなってしまい、片方が折れてしまったので、新しく木を切っておいたのですが、今日は早朝からそれを磨く作業をしました。
二時間くらいですべて作業は終わりになりましたから、さほどの負担にはなりませんでした。大勢での仕事は能率が上がります。
木肌が粗いと、風が吹いて幟旗が竿をこすると破れてしまいます。さまざまな道具を持ちよりカンナで節を削ったりサンダーで磨いたりしました。左右ありますから、二本あります。長さを揃えて各部のサイズを整えてやりとげました。
松がどんどん枯れているそうです。何のせいなのか。病気なのか害虫のせいなのかは分かりませんが、数十年前にもそういう現象が起きて名所の松が枯れてしまって寂しくなったなどという話をあちこちで聴きました。
松林が一面全滅したとか。そうなると、期待するのがこの松ぼっくりです。この中に沢山の種が入っていますから、どんどん幼樹を作り育てることが第一です。
カエデの一部が紅葉しました。青空に赤いカエデは目立ちます。気候のせいなのか、葉全体が枯れた感じになってしまう現象がこの数年続いています。
これは何の実かわかりません。今はあちこちで藪の中にこのようなきれいな赤い実が見られます。
荒れ野の中でも良く見ればきれいなものもあります。野のものの大半はあまり自分を主張せず目立たないものが多いものです。そういうものに惹かれるものです。