秋深し

2016年11月20日 | Weblog


昨日は一日中雨降りで、薄暗く一人と猫とで留守番でした。訪ねて来るひともなく静かすぎる日でしたので、とても寂しく感じました。

秋深しという感じです。  若い頃は寂しいと思うことはなかったのですが、この頃は鴨長明や吉田兼好の本を数冊読んでいるところなので、その影響なのか、自然の移ろいを強く感じるようになりました。年のせいばかりではなく、夏とは違って、仕事に追いかけられることも少なくなり、気分的なゆとりが出来てきたせいなのかも知れませんが。

  
  
             雨のおかげで、シイタケがたくさんできていました

もっとも、鴨長明も吉田兼好も寂しさに耐えかねているなどと言うことは描(書)いてはいませんが、受けての側はなんとなく世の移り変わりが激しいことを嘆くともなく強く感じていた彼らのようですので、それにつられていることがあるかも知れません。

  

ずいぶん大きくなってしまっているものもありました。これは少し前に出ていたものですね。あまり頻繁には行かない日陰のところに置いてありますので、出ているのを知らないでいることがあります。
この笊ふたつ分くらい採れました。久しぶりに豊作を味わいました。


  

今朝、神社にお参りに行きました。朝日が大木の間を通って射していて、その光線がとてもきれいに見えました。

左の鳥居や右の白い壁の建物が傾いているように見えますが、これはレンズが丸いのでその あおり のためです。

  

夏とは違って、体が思うように動かないし、食欲も・・・・・などと思っているかも知れません。そのように自然界で決め手あるとは言え、一シーズンしか生きられないのは気の毒なことです。お日様を体いっぱい浴びているという感じでした。