曇天と枯れ木

2016年11月23日 | Weblog


せっかくの休日なのに、一日中暗い曇りで寒い日でした。平日は仕事に出かけている人にとっては、ちょっと残念な日だったことと思います。

  

しかし、「 私ゃショッピングセンターに行っていたので天気など関係なかった 」 と言う人も多かったかも。

村の神社のお祭がありました。村全体では人が多すぎるので、5つに班を分けて、年度ごとにグルグル回りで当番を決めて数回のお祭を行ないます。
互いに近所に住んでいるとは言え、日ごろは忙しく働いている人も多いので、久しぶりに顔を合わせるのには良い機会だと思います。

  

せっかくここまで育ったのに、毎年花を楽しませてくれた桜が枯れてしまいました。大変残念です。

木は若くても時々枯れることがあります。何らかの理由はもちろんあるのでしょうが、さっぱり分かりません。
根元から、ひこばえでも出ていると、場合によっては同じ種類の桜が育つのですが、接木の場合は別な種類の木あるいは同じ桜でも別種のものになるかもしれませんが、今回はそのひこばえも枯れてしまいました。

Wikipediaより抜粋
  蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
  太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。

 

こちらも枯れ木になったシャラです。幹の内部が一部、空洞の部分があります。これも、なぜ枯れたのか分かりません。

 

これは、かなりの年数が経った栗の木です。円形の穴が開いていますが、これはカミキリかクワガタが食い破った穴です。
幼虫が木を食べて育つのですが、その被害が激しいと枯れます。中からカエデの芽が出てきました。このままですと、この切り株が倒れた時がこのカエデのお終いの時になります。

 

クヌギのドングリ。ドングリはこのクラゲのような、それともウニのようなものの中で育ちます。

いろいろな木が何本も立っていますので、その管理にけっこう手間がかかります。木は大きくなるし、材質がとても硬いので、枯れたり危険な場合には倒さなければなりません。
倒す場合には重さも相当ありますから、危険を伴います。よほど注意して仕事をしないと大怪我をします。太さが30cmを越えるような場合には専門の人を頼んで倒す事にしています。
木も生き物です。大きな木には独特な雰囲気を感じさせるものがあります。それを霊力などと言う人もいて、ちょっと拝んでから作業にかかる人もいます。