刺すような冷たい風

2016年11月28日 | Weblog


雲の多い晴れの日でしたが、午後の風の冷たいこと。いよいよ冬です。

  

今朝のまだ早いうちでしたが、犬を散歩に連れ出した時の風景です。まだ薄暗く、さほど寒くはありませんでしたが、昨夜の雨の露っぽさの残る道が空の明るさに反射して、白っぽく光っていました。

  

用事があって午前中は、とある機関紙の編集をやっていました。終わって外にでると、肌を刺すような風に見舞われました。

    

毎週日曜日の午前9時から、テレビ朝日で 「 題名のない音楽会 」 という番組をやっています。毎回は見ていませんが、今回は録画をして見てみました。

タイトルは 「 弦楽四重奏と音楽家たち 」 です。弦楽器の奏者が4人で奏でる音楽なのですが、演奏者の気持や真理など、普段は音楽でしか聴けないその裏話が聞けて面白かったです。

  

ブログに合う写真のサイズにすると小さくなりすぎて、うまく顔の表情までは出せません。四人とも一流の方々で、右から五嶋龍(ヴァイオリン)、徳永二男(ヴァイオリン)、須田祥子(ビオラ)、向山佳絵子(チェロ)と言う順序です。

中でもビオラは地味な存在で、ほとんどが伴奏をするという役割を担っているので、その気持などが聞けて面白かったです。地味な存在と言う、その反動なのかビオラだけの演奏会を開いているそうです。グループの名前を須田さんの名前をもじってSKBもどきの SDA48 としているとか。それを聞いただけで、面白い演奏会のような感じがします。

それから、チェロは大きいので運ぶのが大変で、飛行機などで移動するときには、座席一つを占領してしまい、人の運賃の75%の料金が加算されるのだそうです。もっと大きなコントラバスなどはどうなっているんでしょうね。

この若い一流の演奏家たちの実に楽しそうな笑顔がすばらしかったので、テレビの画面を撮ってみました。

  

庭を散歩していて、時にはじっとミクロの世界とまでは行きませんが、セミ・ミクロの世界を楽しむことがあります。夏なら小さな生き物がいそがしそうに動いていたりして、普段は見る事の無い小さなちいさな世界にも、時が流れ暑さ寒さがあり、風が吹き木の葉が忙しそうに通り過ぎたり、居座ってしまったり、虫どうしの戦いがあったり、面白いものだなと思うことがあります。