12月ともなると、天気が悪い日と風が吹く日はやっぱり寒いです。今日は小雨模様で
普段よりは暗い日で、できれば外出したくなくなる日です。
ですが、何時も今頃行われるお稲荷さんのお祭りがありました。
普通、お稲荷さんのお祭りと言うと2月です。2月の最初の午(うま)の日で、祭りの
名前は初午(はつうま)と呼ばれます。
晴れていれば、こんな幟旗が立つのですが。今日は濡れるので省略です。
が、私の町内の何社かあるお稲荷さんで、我が家が氏子になっている神社は、今頃
行われます。何故なのかは、はっきりした理由は分かりませんが、たぶん収穫を祝う
祭りなのかなと思っています。
午の日に祭りが行われるのは、総本社である伏見稲荷神社の例祭が、初午の日に
行われるからだろうと思います。つまり、年が明けて初めての午の日なので、初午
です。
とにかく、寒い傘を差したいが差さなくても良い程度の雨のひに行われました。帰って
きてから温まったコタツの暖かいこと。
クヌギのドングリ 保育園生が拾いに来ます
祭りが終わってから、例年は公民館に集まって直会(なおらい)と言う宴会があるの
ですが、今年はコロナ感染の怖れを避けて、無しになりました。祭りの後の宴会は
実に楽しそうに適度に酔っ払って、一年ぶりに集まる面々が快談をすることになって
いますが、何と寂しいことか。配布された弁当は自宅に持ち帰りと言うことになり
ました。
祭りの特別なめでたい場から、宴会を通して畏まった気分から和やかな、日常的な
普通の場に帰って、気分も普通になっていく。つまり普段に直って行くので、直会と
言われるのだそうです。
コロナの騒ぎも早く静まってほしいです。