冬に入ると曇りの日もあり、ちょっと憂鬱なのですが、総じて晴れの日が多いです。
ただ、晴れても邪魔なのはゆっくり来て、さらにゆっくり通り過ぎていく雲ですね。
これが来ると風が起こり冷たい風が吹きますからね。日向ぼっこもおしまいにして、
そそくさと家の中に入るということになります。
子供の頃から日向ぼっこは好きです。第一、お日様の照りを浴びるのが好きで、子供の頃
などは日当たりの良いところで、よく漫画を楽しんでいました。そして、いつまでもそうして
いると「風邪をひくから家に入れ」と怒られる。
本などはあまり買ってもらえる時代では無かったので、表紙から裏表紙まで何度もなんども
読み返したものでした。
『おもしろブック』という少年雑誌があり、それを時々買ってもらいました。あの頃は時代劇が
流行っていたようで、「鞍馬天狗」とか「丹下左膳」とか言うのが小学校の近くの文具店の塀に
町の映画館の大きな映画の写真が貼ってありました。見に行ったことはありませんが。
他に『少年』と言う雑誌があり、それは友だちから見せてもらいましたが、その頃に「鉄腕
アトム」が始まったのを覚えています。ウィキペディアによるとしょうわ27年に連載が
始まったとか。私が小学
3年生の時です。記憶と一致しています。息子が交通事故で亡くなってしまった博士が、
そっくりのロボットを作ったという話からだったと思います。
炭火で焼き芋を・・・
日向ぼっこから話がどんどん飛んでいきます。
そういうこと話しになるのは、どうやらいま読んでいる本のせいかなと思っているのです。
その本は決して夢の話でも昔の思い出に関する内容ではなく、江戸期から現代にいたるまでの
日本語のことを書いたもので、国語国字の問題を中心に仮名遣いやら何やらいろいろ書いた
ものですが、そのせいかも知れません。(丸谷才一『桜もさよならも日本語』)
セキレイが近くに来て遊んで行きました
今年も終わりに近づきましたが、コロナの勢いは収まらず、むしろ盛んになってきて、心配な
年です。何事も無かったなどと言う年は無いでしょうが、それにしても今年はたいへんな年でした。
長い間にはそういう時もあるだろうとは思っても、これからどうなることやら本当に心配です。
来年まで尾を引きそうですが、これ以上は大事にならないことを願っています。