久しぶりに干し芋つくり

2020年12月06日 | Weblog


晴れて、季節に相応な寒さがありますが、その寒さは未だ大したことはありません。
家内の友達が来て、一緒に干し芋作りをしました。
「干し芋」のことは、以前は「乾燥芋」と言っていましたが、今は呼び名が変わり、
「乾燥芋」と言う語は化石化しかかっているようにも思います。乾燥芋と言うより、
なんか上品な響きでもあるのでしょうか。

 
  とても良い日でした

それもあるのかも知れませんが・・・。
たぶん、乾燥芋と言うと昔の芋があまり糖度が無かった
頃、干しあがると、かなり硬いものになってしまって、おいしさにはいまいち足りない
味だったです。
そう言うイメージがつきまとうので、新しい言い方の方が美味しさを連想させるのかも
知れません。

 

外での作業の時には、こういう竈(かまど)を使います。鉄製ですが、重さは気に
ならない程度のもので、どこにでも運べて便利です。
外での煮炊きには、焚き口は大きいし、竈の中も拾いのでとても便利です。それに
壊れにくいです。錆びて朽ちるほど薄い鉄板ではないし、気楽に使えます。

 

薪は、その辺に散らばっている材木の端材だったり、枯れ枝だったりといくらでも
あります。
そういう物を燃やした方が、散らばっているものが少しは片付いてきれいになりますし。
まあ、それが田舎住まいの利点ですね。

 
  ふかした芋は熱いので、軍手を使います

芋が蒸けたら、ピアノ線を張った所に芋を立てて切ります。すると芋はスライスされ
ます。この道具はホームセンターに行って、市販のものを見てきて数年前に自作した
ものです。

 

数回作ったあとでサツマイモを作らなかったので、干し芋も作らなくなりましたが、
今年は出かけた時に道の駅で芋の苗を売っていたのを見て、衝動買いをしてしまい
ました。
せっかく畑があるのだから、芋作りをしようかと言うことになったわけです。

 

昨日雨になってしまいましたが、祭りがあったので薪を屋根のあるところに片付ける
ことができず、すべて濡らしてしまいました。ですが、まるで物置のような車庫の
中をさがした、その他あちこち探して、材木の端材などを集め、なんとか燃料は足り
ました。
ついでに、炊いている最中に出来た火種をつかって焼き芋を作ったりしてお客さんたち
に喜ばれました。干し芋用のサツマイモですから、かなり糖度があり美味しいです。