雪でした

2011年01月16日 | Weblog
 天気予報は当たって、夜になると雪が降り出し、朝は一面の銀世界でした。

 

 明け方にはまだ降っていました。

 

 昼間は快晴です。普通ならこういう日には大体とけるのですが、今日は気温が低かったせいか、畑などはまだまだ一面真っ白です。風も大変冷たかったです。
 木の上にかすかに見える雲のようなものは風に吹き飛ばされる雪の粉

 
 

 猫軍  ウォーキングの時に挨拶

 

 猫の群れのその先の畑

 

 
     月さゆるこほりのうへにあられ降り
                        心くだくる玉川の里    藤原俊成
              こほり:氷  うへ:上

    廃 歌

       森陰にとけ残りたる雪凍り
                 あしたの朝はすってんころりん
       研ぎたての包丁のよな風受けて
                 一時間の苦行いま終わる       ウォーキング
       雪の上犬は平気で駆け回り
                 人はこたつで背中丸める

      


小正月

2011年01月15日 | Weblog


 今日は1月15日で、以前は成人の日だった日です。また、旧暦に今日を当てはめるのはおかしいかも知れませんが、単純に旧を新暦1月15日と考えれば、小正月にあたる日です。満月のはずですが、新暦ですから違います。

 まだ謹賀新年なんていうお正月の雰囲気デザインの画像など見られますが、もう変えた方が良いんじゃないのという気持ちにもなる頃です。

 

 昨夜の月です。今日が旧暦では12月12日ですので、円くなってきていはいますが、満月ではありません。ブレて満月になってくれました。

 

 今日は、さっきまで曇でとても寒く、室内で8℃くらいでした。いま、午後3時頃は晴れていました。今夜は雪になるかも知れないという予報です。さて、どうなることやら明日の朝が楽しみです。

 

 茨城県の北のほうに久慈(くじ)川という川が流れています。福島県から流れてきて日立市と東海村の境のところで太平洋に出ます。この川は氷が流れることで有名です。流れていく氷をシガと言います。
 「 春になればシガコもとけてどじょっこだのふなっこだの夜があけたと思うべな~  」 のシガというのは同じ意味かも知れません。北海道の一部の川と、この川だけに見られる現象なのだそうです。写真はニュースの画面を写しました。

   http://www.youtube.com/watch?v=8rPZzWRaQPQ
 
 

 私はまだ見たことはありません。見に行くほど関心はないし~

 

 シュンギクは霜にやられてこの通りです。これから大寒が過ぎ、少しずつ暖かくなってきて再び緑が戻れるころまで、果たして持ちこたえられるかどうか。春まで持てば、野菜にしてはきれいな花が見られま
す。

 
                                          2009年5月のシュンギク

 
      夢買ひに来る蝶もなし冬牡丹           蕪村


     廃 句

        買うならば売りてやりたし宵の夢
        不景気で飛ぶに飛べない夜の蝶
        街角の寒き路地裏夜の蝶
        小正月あとは春まで冷凍庫
        正月はこれでおしまい山仕事
        ミステリー後半眠ってミステリー
        「相棒」は気配りなのか起こされず


        
        mixi は 温泉 という名前でやっています。よろしく。


電子書籍 2

2011年01月14日 | Weblog


 昨日の続きの話になりますが、電子書籍は機械ですので電源がないと読めません。本なら開けば道具なしで読めます。必要な道具と言ってもせいぜい眼鏡くらいです。機械は壊れることもあります。

 パソコンのバージョンが変わるように、またフロッピーディスクからMOになったり、CDやDVDになったりと変わってきたように、様式も変わります。変わったらどうなるのでしょうか。何十年単位の長いスパンで使い続けることになります。古本屋に行って古書を発掘する - と言っても見つけ出すという意味ですが - なんていう作業が可能なのでしょうか。

                

 

 左の写真はいつか秋の頃に、刈り取ったあとの稲がまた伸びてきたという話の内容で載せたものですが、その田んぼが今は枯れてこのようになっています。ほぼ同じ角度ですが拡大の具合が違います。
 片方では森が遠方に小さく写っています。右の写真で枯れた田に黒く長く写っている線は電柱の影です。

 

 影が面白いので撮ってみました。

 

 去年は花も咲かず収穫はゼロだったのですが、今年はビワに花が咲きました。もし実がなったら、今年こそカラスに食べられないように注意しようと思います。

 


     
     草枯のかど田の原のいなぐきに
                さらでもたてる霜ばしらかな        寂能   宝治百首


 
 


電子出版

2011年01月13日 | Weblog


 やがては、あるところに落ち着くのではないかと思いますが、そこに至るまでは、どのようにしたらよいのか、それぞれ関心のある人は多少なりとも不安なのではないかと思います。

 何の話かと言うと本の話です。この頃は紙の本ではなく、画面で見る本がどんどん出版されてきているとか。今まで持っていた本が場所ふさぎで困っている人も多いのですが、それが電子出版となると、一つの機械の中に何十、何百、何千冊もの本が入ってしまうわけですから、本にうずまって暮らしていた人は、広い部屋で生活が出来ると言うもの。

            

 私は今のところ、あまり関心はないのですが、ただ一つ魅力を感じる点があります。それは検索です。

 私は本の中で、しょっちゅう言葉を探すのに苦労しています。本をめくり、このへんだったけかな、違うもっと先か、なんてことにかなりの時間をかけてしまうことがあります。
 言葉の検索はパソコンではすぐにできますが、ある言葉がどこにでてきているのかを探すのはとても楽です。本はほとんどの本に索引がありません。あってもごく限られた言葉だけしか取り上げていません。その点では電子書籍には期待できます。もっとも、PDFの画面となると検索ができるのかどうかは疑問ですが。

                          
 
 毎日まいにち僕らは鉄板の~ は「およげたいやきくん」で鯛焼き。そして今やっている朝ドラは「てっぱん」。こちらはお好み焼きです。で、その話ではなくて天気のことですが 。 毎日まいにち晴です。12月22日に雨が降り、16日と30日に曇。それ以外はずっと晴です。

 

 それで、いよいよ池の水も少なくなってきたので、今日はたっぷりと満たしてやりました。夏なら魚が気持ちよさそうに泳ぎだすところでしょうが、今は氷の張る冬ですから、さっぱり動きは見られません。
 もうそろそろ飴が欲しいです。あ、飴が欲しいのは子ども。私が欲しいのは飴も欲しいときがありますが、今は雨が欲しい。

 

 また、枯れ木に雀が群がる季節になりました。きょうはまだ少ない方です。そのうちに、この木にはびっしりと雀がとまるようになります。鈴なりといいますが、これは雀なりです。
 これだけでも賑やかなこと。鳥はおしゃべりですね。一時たりとも静かにしていられないようです。

 

 ハウスの中のほうれん草が大きくなっていました。食べて見たら柔らかくておいしいこと。外のほうれん草もおいしいし、ハウスに作るというのも一つの手ですね。

 
                                                あわてふためき



   昨日といひけふとくらしてあすか川
                   流れて速き月日なりけり      春道列樹(はるみちのつらき)        

       昨日、けふ(今日)、あすか川(=明日)と並べた


    廃 歌

      春を待つ心はあれどさにあらず
                時の流れをとどめおかまし

      明日よりもけふをしかとぞ楽しまむ
                時の流れはとどめあたはず


  補) あわてふためき = 狼狽 ⇒ 蠟梅

 
       


玉ねぎはいまのところ

2011年01月12日 | Weblog
 寒さは少し緩みました。相変わらず晴で、もうそろそろひと雨欲しいところです。池の水が少なくなってきました。
 今日も何とか穏やかに過ごすことができました。

 

 かわいい盛りです。しばらくぶりで会ったのに、二人ともよく慕ってくれてうれしいものですね。でんぐり返りをしたり、高いたかいをしたり、じゃんけんをしたりして遊びました。フリースの防寒着を買っておいたら、それが気に入ってずっと着ていました。奥さんは嬉しかったでしょうね。

  

 玉ねぎは、今のところはあまり枯れないで育っていますが、これから大寒に入るとどうでしょうか。トンネルにでもしようかと材料は揃えて見たのですが、このままでそれなりに育てて見ようということにしました。どうせ食べきれないんだし。

 この重しはトンネルが飛ばされるのを防止するのに大いに役にたっています。トラック一台もらったので、あちこちで重しのほかにも利用しています。これはコンクリートの強度をテストするテストピースというものです。

  

 夕やけが木立ちの一部にあたって、そこだけ赤みがかっていました。たぶん、芽もかなりふくらんできているのかなと思います。
 ウォーキングも同じ道路ですと退屈しますので、鈍感ながらもちょっとした変化を見つけては楽しみながら歩いています。

 


  木枯らしを 馬上ににらむ 男かな       良寛


  廃 句

    木枯らしを 突き進む気が 萎えにけり
    木枯らしを 突き進む気を もう一度
    木枯らしに 出鼻くじかれ こたつ入り
    木枯らしや 何するものぞと 穴を掘り
    木枯らしや 犬は平気な 顔をせり
    木枯らしの 中に踏み出す ウォーキング
    木枯らしは 好きになれない 友となり

    

ニラみあい

2011年01月11日 | Weblog


 まいにち同じことを同じ時間帯に行うということは、たいへん難しいことです。俗世間に住んでいれば、暇人とは言え、毎日のことになれば予期せぬ出来事が起こることもあるし、前もって予定することも、その時間帯にぶつかることをどうしても避けることが出来ないことだってあります。

 何が起こるか分からないのが人生の面白いところ、とも思えます。そう思いたくないこともあります。そんなこと、どうでもいいと思うこともあります。

 

 裏山から枝を切ってきました。これはキヌサヤの手にするつもりです。まだまだ足りないようです。でも、また切るのは大変なので、これで枝と言うことに。これでは足りないネットと言われたらネットを使うことになりますネット。

 

 ニラを出荷している農家のハウスです。今は、前の古い株を取り去って、隣の畑で育てた新しい株を植えたところで冬になり、まだハウスのビニールも張っていない状態です。

 農家の経営は難しいところがありますね。近くの畑で、ほとんど春菊を出荷しないでおしまいにしてしまったところがあります。他の農家の出荷の状況あるいは値段などを考えて、出荷しない方が得策と言うこともあり得るようです。せっかく栽培したのに、手間、種の費用、それに肥料などを考慮して、かなりの損害になってしまうわけです。おまけに、もったいない。ニラの場合も、同じでしょうね。周りの状況をニラんでからになるでしょうか

                  

 孫たちがやってきました。これは孫たちに送った年賀状のデザインの一部です。うさぎのようにぴょんぴょん飛び跳ねて、とてもかわいらしいです。

 


    武蔵野を 横に降るなり 冬の雨     夏目漱石

    廃 句

       ひとつ取り 食べて見たいは マンリョウ実
       あかあかと 万両の実の 鳥の午後
       遅くなり 廃句などつくる 暇もなし
       あわてても 明日の予定 あるじゃなし
       冬の夜は 夏とは違い 長きもの
       学校が 始まり子らの 通るみち
       五月雨の ように来る来る 年賀状




折り菜?かぶら菜?

2011年01月10日 | Weblog


 本屋さんに行くと、目の前に沢山の本がひろがり、ワーどこからみたらよいのやらと迷ってしまいます。図書館に行くと、書棚が幾重にも立っていて、こりゃ大変とても全部に当ってなどいられないと気持ちがあわただしくなり落ち着きを失いそうになります。

 あまり、ものがありすぎるとどうしてよいか分からなくなるのが私の沢山あるうちの欠点の一つです。いま、本屋さんに行って気になる本は「超訳 ニーチェの言葉」です。立ち読みをしていると、どのページもふーんなるほどねえというような言葉が書いてある。読んでみたいなと思うのですが、その前に読む本が富士山ほども高く目の前に聳え立っているのが目に見えるよう。で、行くたびにやーめたとなってしまうのです。我慢するのは少しばかり体に悪いかも。

              

 この本はきっと出版社を見ると文庫本にはならないだろうなあ。

 

 畑の霜です。霜柱の塊です。

 

 かぶら菜と言うことで種をもらって育てているのですが、ネットの写真と照らし合わせてみると、どうも折り菜ではないかと思われますが、本当のところは分かりません。

 かぶら菜というと、蕪菜(かぶらな)で蕪の菜っ葉の部分とも取れるし、野沢菜の一種のようでもあるし、なんだか菜っ葉もいろいろと種類があって何がなんだか分からくなってしまいました。「これは菜っ葉だよ」と思って食べてりゃ良いんでしょうけどね。

 

 

     山茶花を 雀のこぼす 日和かな


     廃 句

       山茶花の 散りぬる小道 歩きけり
       日傾き   からすそろそろ 帰り仕度
       内閣は  無い核かなと ふと思い
       内閣を  守り立てなけりゃ いかんぞえ    与党
       ウォーキング 隙をねらって 来る客ぞ
       暖かい 部屋で耳たぶ かゆくなり       霜やけ
       夕焼けを 見つつ霜やけ 掻く日かな

 


~がなかったら

2011年01月09日 | Weblog


 「~がなかったら」と言う言葉を耳にします。またそう思うことがあります。この季節、せっかく晴れた良いになのに、「~がなかったら」と思うのは  です。

 また午後になってよく思うことは「雲さえなかったら」です。午後になると、千切れ雲、それもけっこう大きなものが流れてくるのです。そして、雲により陰りができると風が起こる。それも冷たい風が。そうすると日向ぼっこをしていた人は、もう諦めていそいそと家の中に引っ込んでしまい、お茶でもすすることになります。そしてミステリーの再放送の始まる時間。昔なら「水戸黄門」。

 

 ネギです。霜解けでぬかるみに入るのがいやなので、遠くから望遠にして撮りました。これから寒さが厳しくなるとさすがに青い部分は弱って折れてきます。

 

 物置の、外から見えしかも雨のかかりにくいところに時計をつけておきます。農作業や山仕事をするのに、腕時計もしていられませんから。

 午前11時半になると、隣の町の防災無線のスピーカーからチャイムが聞こえてきます。また、12時になると別な村、と言っても今はわが町に合併になってしまいましたが、から別なチャイムが聞こえて来ます。でも、仕事に夢中になっていると、それも聞こえなくなることがあります。そんな時計はほっとけい。

 

      ブロンズに 着せてやりたい 店の服
      寒空に 凛々しく裸 洋品店
      あたいはね 店の服など 着やせぬわ
      皮肉にも 服屋の前に 裸体像       しかも何年も・・・

 

 
   旅人と我が名よばれん初しぐれ     松尾芭蕉


     廃 句

       今日もまた 庭でうずまく 枯葉かな
         あちこちで パタパタの音 布団干し
         ショパンの午後 いつのまにやら 夢の中
         陽だまりに 平和の溜まり 猫の午後

       コーヒーを 歩きで買いに 一万歩
         高級車 ならぶウィンドウ にらみつけ
         食べ物屋 寝ていた腹が 騒ぎ出し


だるま市

2011年01月08日 | Weblog


 どこか遠くの地平線に近いところはあったかも知れませんが、見わたす限り一日中雲ひとつない晴れ渡った日でした。冬なので気温はそれなりに低かったでしょうが、朝晩以外はあまり寒くも感じないで、とても良い日でした。一年を通して、こう言う日はそうはありません。

 

 霜の夜明けです。

   

 菜花の一種です。名前は袋に書いてありましたが、種類というより商品名だと思います。クシャクシャなっていますので縮緬菜花です。
 茹でて食べて見ましたが、菜花独特の柔らかさと、ややとろみ風の食感が味わえます。

 
 

 市内で行われている、だるま市に行ってきました。

 

 

 まねき猫やらゑびす大黒、それに福助もいました。みんな一斉に口をそろえて「いらっしゃーい」と言っているようで楽しいね。

 

 市杵姫(いちきひめ)神社と書いてありました。
 
http://www.e-mito.net/east/jinjya/02.html

 

 

 どら焼きを銘菓店の店頭で作って販売していたので、並んで待っていたら試食に一つもらっちゃいました。
 私はどら焼きが好きです。ドラえもんと好みが同じです。

  

 ジャスコの中ではお囃子が。水戸はこのような伝統芸能が盛んです。わが町内にもあります。

  てなことで、とても良い日でした。


    わが歩む 落ち葉の音の あるばかり    杉田久女


   廃 句

      小寒や 青空の下 だるま市
      青空や 寒さ忘れて だるま市
      どら焼きの 店が気になり 立ち止まり
      犬と歩く 田んぼの道に 人影無し 
      町に出りゃ 人ひとヒトの ごった煮に
      山仕事 まだまだ正月 やれません
      サブソイラー いちどかけたい 雨のあと
      
      











今朝は寒かった

2011年01月07日 | Weblog


 「冬来たりなば春遠からじ」はイギリスの詩人シェリーの言った言葉です。そんなこと言っていられない。これから冬は厳しくなるというのに。正月が終わって、これからはあまり楽しみが無く、ひたすら梅と桜を待つ日々となります。

 「冬来たりなば炬燵近くなり」は私の毎日。ブログの更新も、キーを打つ手が冷たく感じます。なにごとも楽ではありません。今朝は使っていない部屋で0℃でした。

 

 ラベンダーです。夏もこんな色ですが、これは冬の色にぴったりです。

 

 日中は晴れて暖かいです。雲もぽかりぽかりと漂っている程度です。暖房は無しでいられるのがうれしいです。

 

 全県下、異常乾燥注意報が出ていました。土は割れてこんな具合になっています。

 


    住みつかぬ 旅の心や 置炬燵      芭蕉

    灰 苦

       夕暮れも ほんの少しずつ 遅くなり
       スーパーの 春の七草 売れ残り
       スーパーの 帰りはいつも 段ボール     レジ袋くれない
       レジ袋  それだけなぜか 狙い撃ち     ねじれた安心
       更新の 途中で熟睡 うなされて       
       番組を 力で阻止する 大相撲         「夕時ネットワーク」見られない
       寒い中 何の用事か 猫そとへ         猫の勝手だろ



寒い風

2011年01月06日 | Weblog
 夏には夏らしい日というのがあり、冬には冬らしい日というものがあるような気がします。それも、一つだけではなく、雨の日晴れの日などいくつかの「~らしい日」というのがあると思います。

 今日は、晴でした。風があり、それほど強くはありませんでしたが、冷たい風で家のすぐ前の庭では枯葉が渦をまいていました。典型的な晴れの冬らしい日でした。

 

 近くにある老人の施設です。外に出る人も無く、薮の向こうで建物だけが無機質にいくつもの破風を見せて、風が屋根を越えてピープーと吹いていました。

 

 保育園の工事が今日から再開しました。コンクリートは暮れに打ち込んでおいたので、完全に固まっていると思います。
 力強い、かと言ってうるさ過ぎることの無い程度ですが、元気な工事の音が聞こえてきました。

 

 蒔くのが遅かったので、あまり育っていません。アブラナです。種の量に限りがあるので、トラクターで耕したあとにバラ蒔きしました。これは埃の立つのを防ぐ役目です。本当は、一面に蒔きたかったのですけど、足りませんでした。

 干し芋を作る地域では、冬から春にかけて畑の土が舞いあがり公害になるので、町から小麦の種が配給になるそうです。私も欲しいですが、私の町は産地ではないので駄目でしょうね。かと言って小麦をつくっていたのでは、手間ばかり食って忙しくなるだけですから、せいぜい野生化したアブラナの種を取るくらいです。

               

 ジャケットが楽しい、カラヤン指揮ベルリンフィルのヴィヴァルディ作曲「四季」です。花から始まって食べられるまで並べてあります。この曲は大好きで、いろいろな演奏家のものを持っています。できるだけ多くコレクションしてみようかなと思ったこともあるのですが、馬鹿らしいのでやめました。

 先ずは、冒頭の 春 第一楽章です。 
    http://www.youtube.com/watch?v=rbeunUDAUuI
 次に おしまいの頃の 冬 第二楽章。
    http://www.youtube.com/watch?v=ik3LVjzrw4A&feature=related

                        
                           

   海に出て 木枯らし帰る ところなし     山口誓子

 
    廃 句

       冬の海 終日荒れっ ぱなしかな
       風の日は 庭で渦巻く 木の葉かな
       昨日まで 共に戦い して来たに      どこかの政党
       木枯らしや 耳たぶかゆくて たまらなし
       木枯らしや 帰り真っ暗 ウォーキング
       寒空に  ひとつ泳ぐや 帰り便       羽田行き?
       掘り炬燵 ドラマ途中は 夢の中
      


時の経つのが早いこと

2011年01月05日 | Weblog


 二十歳くらいまでが時間がゆっくり流れ、それ以後は時間の経過が早く感じるのだそうです。誰かの言った言葉です。本屋でさっと立ち読みしたものですから、誰が言ったものだったか忘れました。なるほど、そういえば、そうかも知れませんね。

 でも、私の場合にはもっと遅くまで時間は比較的ゆっくり流れていたような気がします。いくつだったか、正確には覚えていませんが時間は有限であるのは分かってはいたのですが、おそらく三十代だったと思いますが、ふと時間が無限にあるような気がふとしていたことは覚えています。「 時の流れに身を任まかせ 」 なんていう歌の文句がありましたが、そういう感じでゆっくりした生活をしていました。あ、いまでもゆっくりですが、気持ちが違います。

 

 で、日暮の早いこと。午後も3時頃になるとお日さまの勢いがなくなってきますね。そうなると、やがて冷たい風がしずかに起こって頬をなでて行くようになります。そうなると、あとは一気に夕暮れまでどんどん落っこちていくようになります。

 

 大根の浅漬けです。おかわりもう一膳なんて言いたくなりますから要注意。

 

 草むしりなど、ちょっと腰かけて作業すると、かかとの上の部分や腰や背中にかかる負担がぐっと軽くなります。

                  

 オットー・クレンペラーという指揮者は、もう少しずつ忘れられていきつつある人ですが、彼が指揮をしたイギリスのフィルハーモニア管弦楽団の演奏は、とびっきり上手で私は大好きです。他のオーケストラと試しに聴き比べたことがあったのですが、完璧に近いと思えるほど技術的にも音楽性も上手で驚きました。ときどき堪能しています。録音は多いです。

 


   身を捨てて住まばやと思ふ山の奥に
                  あまりさびたる松の風かな     藤原親康

   廃 句

     身を捨てて など言わなくたって さびしいね
     三が日 過ぎてまだまだ 休むひと
     そのせいか 店も道路も 混みまする
     夕されば さっと寒さの 大軍が
     おのれ来たか 負けてなるかと 構えけり
     立ち上がり 急ぎ炬燵に 駆け込みぬ
     一平卒  大将顔で  ふくれ面
     

 


笠間稲荷

2011年01月04日 | Weblog
 午後になったら曇るという予報だったのですが、結局は一日中晴れました。そういうはずれは良いはずれ。

 

 日本三大稲荷の一つは隣町の笠間市にあります。正月の四日ですので、人出は三が日ほどではないと思いますが、それでも神社の境内や門前は混雑していました。

 

 鳥居の外を横に走っている道路は、車の往来がままならぬ状態です。なんでまたそこを通るのかなと思いますよ。お稲荷さんはどこでも人気があるようです。

 

 近くの裏路地に、かつては栄えたのではないかと言う面影を残して映画館が残骸を晒していました。ここでは、あの三船敏郎の「無法松の一生」などが公開されたんでしょうね。
 その頃は街も夜になると芸者の姿がちらほら見えたり、どこからか三味線の音が聞こえて来たり・・・・・。

 

 ほうれん草は、何度か蒔いておいたので、ずっと続けて食べられます。あまり食べ過ぎるとシュウ酸というのが入っているそうで、シュウ酸の腎臓結石ができてしまうこともありますので、注意しなければなりません。なるべく電子レンジより、お湯にシュウ酸が溶けだすので茹でた方が良いとかいう話を聞きました。

 

 喫茶店の入り口にあった水石です。このように苔が生えてくると良いですね。こういう良い石は持っていないし、たとえもっていても水を欠かさずに張っておくことなど、私にはとうていできませんから、ときどきこういうものを見ていいなあと思う程度です。骨董と同じですね。骨董もさっぱり見る目はありませんので、関心を持たないことにしています。

 


    化けそうな傘かす寺のしぐれかな     蕪村

    廃 句                                    

       書き初めの 化けそうな文字 ぬたぬたと
       三四枚   書いてはみたが いや気さし
       芸術と   言えるほどかな  この崩れ
       店のおく  骨董品の   ような顔
       初しぐれ くずれ落ちそな  寺の門
       人ごみに 揉まれて投げる お賽銭
       映画館  昔の栄華(映画)  名残あり   
                                      


偕楽園の紅梅

2011年01月03日 | Weblog
 正月の三日目です。今日も穏やかで晴れました。ので、布団を干したりできました。今夜は暖かく寝られるゾ。初夢はいくつも見たので忘れてしまいましたが、きっと良い夢だったのではないかと思います。暖かく眠ったままで楽しい動画が見られるのですから、夢は最高です。

 

 偕楽園です。紅梅が咲いていました。

 

 こんな具合ですよー。

 

 かわいいでしょう。こんにちはー、と挨拶してくれました。

 

 千波湖の向こうには桜田門が。屋根には真夏も雪がありましたっけ。というのは、これは 「 桜田門外ノ変 」 のロケのセットです。

 

 好文亭という建物への門です。好文(こうぶん)というのは梅のことです。

 

 好文亭です。東西南北白發中尓好謝謝なんていう発音もあちこちで聞こえていましたっけ。

 

 隣にある常磐神社です。黄門様を祀ってあります。人が少なくなった時をねらって。正月は人ばかりです。

 

 偕楽園下の千波湖には鯉がいっぱい泳いでいました。

 

 水鳥だって。いましたね。

 

 千波湖とその向こうは水戸市街。湖の周りはぐるっと車道とは隔離された散歩やジョギングのできる道路がまわっています。

 てなことで、日本晴れの下、約8,000歩の散歩でした。




二日になっちゃった

2011年01月02日 | Weblog
 二日目も穏やかな日でした。仕事は何もしないですから、ゴロゴロです。テレビを見ていて眠ったり、よく眠れます。起きたらみかんを食べたり。よく食べます。食べたら歩いたり。

 

 夕方、ウォーキングをしていたら夕焼けがきれいでした。目で見た色合いとは写り具合がちがいますが、雲に夕陽があたってきれいでした。青空も夕焼けの色がうつっているような感じです。

 

 トウガンが転がっています。冬まで持っています。しかも外で。正に名前の通りです。

 

 ゆずりはです。コーヒーを飲みに行った喫茶店の入り口にありました。山に生えてはいますが、わが家にはありません。見つけたら移植しようと思っています。

 


    梓弓(あずさゆみ)春たつけさの心もて
               年の一とせ過(すぐ)してしかな      賀茂季鷹
          新春の今朝の清々しい心で一年過ごしたいなあ

    廃 句

      うさぎ歳 もう二日にも なっちゃった
      ぐうたらを してても日にちが 過ぎて行き
      こたつむり みかんの減るの 早いこと
      正月や   子どもの声が 聞こえぬな
      正月や   車の行き来  多いこと
      夕されば  冷気足から  這いあがり
      夕されば  冷気背中に  入り込み