かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

私がプレゼンソフトに望むこと。

2005-11-29 20:30:01 | Weblog
 今日は昨日と違ってひたすら人の話を聞く仕事。一種研修に近いのですが、一応体裁は講演会。でも、こういうのは興味のある話題はともかくとして、さほど関係も興味もない話題のときは、ひたすら眠気との戦いに終始いたします。一所懸命な演者の方には申し訳ないですが、中には「ちったぁ練習してから来いよ!」と言いたくなるような人もいて、苦笑しつつもとにもかくにも一日みっちり勉強して参りました。
 講演テクニックはともかく、内容はそれぞれの分野の専門家ですから面白いものや教えられるものが多いです。でも、だからこそこういう大勢の聴衆が集まる機会に、しかも限られた時間で、しっかり自分のことや研究の内容をアピールできるどうかというのは、大変重要だと思うのです。研究者にそれがあまり得意でない方が結構いらっしゃるのは残念ながら事実っぽいですが、立て板に水の弁が立つというような芸はこの際必要ないわけで、あくまでわかりやすく、秩序立てて話をするのは、訓練すればできることです。ただ、最近は皆さん某大手メーカーのプレゼンソフトを使って発表される方ばかりですが、あんまりあのソフトは発表者や観衆に優しいとは思えません。むしろ日本語の扱いはむちゃくちゃですし、かえって発表内容を見づらくするのに一役買っているんじゃないか、と思えることがしばしばあります。派手なアニメーションなどはいらないから、もっと見やすいスライドが簡単に作成できるようなソフトがほしいところ。仕方ないので私は全部イラレでスライド作って、それをあのソフトに貼り付けて使ってますけど、ほんとはそんな面倒なことはしたくないのですよ。今日、数多の研究発表を夢うつつに聞きながら、本当にこのあたりはなんとかならないものか、と思いました。

コメント
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