かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今日は一日頭文字Dの日。

2005-11-03 22:39:48 | Weblog
 今日は24時間何の予定もない、時間を好きに使える珍しい一日でした。そこでなかなか見る機会の無かったアニメ版頭文字Dをひたすら見ることにしました。コミックスは全部目を通してますので話は知っているのですが、車の運転とかあまりやらない私としては、バトルシーンの描写で良く判らないところが結構ありました。もう一つ理解できなくても楽しめるのは大したお話だと思いますが、きっと不明点が明らかになれば、もっと深く楽しむことが出来るに違いありません。アニメは1st、2nd、4thの3つの連続ものと、劇場公開された3rdとの4つに分かれています。そのうちから、取りあえず1st26話から取りかかりました。
 実際に見始めて驚いたのが、3DCGで描かれた車の描写です。ヒトが車を乗り降りするときの体重のかかり具合とかが車の上下動でちゃんと表現されていたりしたのには正直ちょっと唸ってしまいました。ただ、テレビシリーズだったとかで、正直なところCGの出来その物は、まさに作り物めいた出来の悪いCGっぽさが目立ちます。人物などセルアニメ部分と車のCGとが上手く解け合っておらず、違和感感じまくりのシーンも多々目立ちました。CGで描かれた道など、本来なめらかな曲線であるべきラインが多角形になっていたりとか、全体に粗が目立ちます。でも、さっきの細かい所とか、スピード感溢れるバトルシーンや極限状態に置かれた人間の心理描写など、演出がちゃんとしていてそんな映像の粗がほとんど気になりません。そう言えば、昔々の特撮映画などでは、飛行機や空飛ぶ怪獣をピアノ線で吊って撮影していたため、どうしても映像にその線が見えてしまっておりましたが、当時も今も、私にはそんな線は基本的に気になりません。中でも「仮面の忍者赤影」はお気に入りの作品ですが、今から見ると高校生の作った映像でももっとましな特撮を見せてくれるに違いないほど、その映像は貧弱その物です。でも、当時手に汗握ったシーンは、今見ても充分その迫力を感じることが出来ます。演出の生み出す勢いが、映像の貧弱さを補ってあまりある効果を生み出すのでしょう。そんな具体例の一つが、今回みたアニメだと思うのです。
 それはともかく、取りあえず不明だった車の動きもかなり理解できました。今日はこれで時間いっぱいになってしまいましたが、ちらっと見た映画版やアニメの続きは、CGの出来が格段に品質アップしているようで、明日以降の楽しみがぐっと増えました。唯一の心配は、明日以降の通勤時の運転が、妙に粗くなったりしないか、というところでしょうか。一層安全運転を意識して、おバカな真似はしないように注意したいと思います。

コメント (1)
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