かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ライブドアの事件って、そんなに重要なことなのでしょうか?

2006-01-19 20:56:37 | Weblog
 明日はまた雪の懸念が大きい寒い一日になるそうですね。ここのところ少し暖かだったので、寒さがぶり返すのは結構きついものがあります。そう言いつつも、季節は確実に春へ向かっております。今日もたまたま見かけた梅の木の芽が結構膨らんできていて、早いものは近いうちに花開くんじゃないか、と思える程になっておりました。暖かくなったらなったで花粉とか眠気とか面倒ごとも増えるのですが、過ごしやすくなるのはやはり有り難いもの。願わくば一日も早く暖かくなってもらいたいです。
 
 さて、最近ニュースと言えばライブドアの話ばかりなのですが、これってそんなに大騒ぎするほどのものなのでしょうか? 私は経済にはとんと疎いですし株にも興味ありませんからそう思うだけなのかも知れませんけど、会社一つが不正やらなにやら働いたという疑惑が生じただけで株式市場が大荒れに荒れて取引不能になったり、それを連日大部の時間を割いて報道したりしているのをみてますと、大変奇異に感じられるのです。ライブドアが何をしたのか、と言う点も、興味がない私は実は良く判っていなかったりするのですが、たとえばかつての雪印の事件や三菱の問題とかと違い、別にそれで人が死んだりとんでもない危険にさらされたりするわけでもないではないですか。経済がそれなりに重要な社会的テーマだという位は理解しているつもりですけど、国の財政が破綻した、とか、ハイパーインフレになってお札が紙切れ同然になってしまった、とか言うのならいざ知らず、たかだか一企業の不祥事、それも人命に関わることでもないことに騒ぎすぎではないですかね。あ、何か関連会社の人が一人沖縄で亡くなっていたんでしたっけ? まあそれでも不特定多数の命が危険にさらされた訳でもない事には変わりないでしょう。
 例えば今なら、日航の相次ぐ整備ミスとか山形のJR線再開は大丈夫なの? とか、耐震偽装建築物とか、本当に人の命に関わる重大問題があちこちにあります。そんなこんなをさしおいて大騒ぎする理屈が、私にはとんと理解できないのです。マスコミは一体何でそんなにこの事件を報道したがっているのでしょう? 確かに社長は時代の寵児といえる、色んな意味で目立つ人ですけど、これまでの報道を見る限り、これは経済事件というよりまるで芸能人のスキャンダルみたいな扱いのような気がいたします。
 ネット上には、これはより大きな問題を隠蔽するための偽装工作だと喝破されるかたがいらっしゃいますが、その事の真偽は別にしても、このマスコミのはしゃぎぶりをみておりますと、あながちそう言う話も真実みを帯びて見えてくるように思えてきます。

コメント
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