かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

宇宙戦艦ヤマト2199 第二章、最終日にやっと『観戦』、大感激でした。

2012-07-13 22:41:08 | アニメ特撮
 宇宙戦艦ヤマト2199第二章、今日、公開最終日ギリギリになって、やっと観に行く事ができました。公開2週間はやっぱり短い! その上、どういうわけかこの2週間は休日も含めて中々時間が取れず、気がついたらもう今日だけという有様に、半ば強引に時間を都合し、大阪まで足を伸ばしたのでした。ですが、その無理は映画館の大スクリーンに映るヤマトの勇姿に十分報われました。まさに感無量、というやつです。
 第2章は、第1章で地球を飛び立った後、冥王星での戦いまでを描くお話。初めてのワープ、木星の浮遊大陸と初めての波動砲、故障して必要な鉱物を得るための寄り道で見つけた駆逐艦ゆきかぜ、そして冥王星での反射衛星砲! とこれでもかとばかりに序盤の見所を惜しげもなく矢継ぎ早に繰り出す映像に、すっかり時間を忘れて没頭いたしました。
 宇宙空間をグレーと赤で上下塗り分けた、まんま戦艦が飛んで闘う、という絵柄は考えてみると荒唐無稽もいいところでバカバカしくさえあるかもしれないわけですが、でもやっぱりスクリーンに大写しになったその姿は魂が抜けるほど格好がいい! と言うのを再認識いたしました。いや、やっぱりいいわ、これ。
 大筋は昔々のTVバージョンを追いつつ、メカ設定やらなにやらを色々細かく掘り下げて解釈し直し、美しく映像化しているのが実に素晴らしいです。まあ物足りないと感じる部分もナキニシモアラズ(波動砲撃った後あっさり木星重力圏を抜け出したり)ですが、そんな重箱の隅つつきはどうでも良くなるほど楽しい時間でした。
 さて、今回はとにかくトラブル続きで前途の多難さを嫌でも思わせるシーンが連続しますが、あの大昔、画期的な超兵器が登場早々圧倒的な力を見せつけて敵をなぎ倒すのが当たり前だった時代に、新しすぎるがゆえに慣熟が足りず、色々トラブルを起こしながらも知恵と勇気でそれを乗り越えていく、という姿を描き出したヤマトという作品は、凄いものがあると改めて思います。この調子で次も楽しませてくれたらいいな、と心から思いました。
 それにしても、今回冥王星基地殲滅まで行きましたが、アステロイドベルトとかデスラー機雷とかは第3章で描かれるんでしょうか? 最後の予告ではガス生命体との戦いが描かれていましたが、さて?

コメント (4)
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