ヤマトから明けて土曜日。何故か頭が重く体の節々が痛み喉がいがらっぽくて寒気がします。ひょっとして風邪を引いてしまったのかも。昨夜、スズメバチの大群に自分や家族が襲われる夢を観ましたが、あれがクモなどと同じく体調不良を暗示する夢でなかったか、とちょっと気になっています。このところ土日も無く仕事していましたし。でも、世の中には私など到底足元にも及ばぬ『激務』をこなされているヒトもいます。
埼玉県の県職員で、残業手当が約747万円も支給されていたヒトがいたのだそうです。その残業時間は1916時間。これで驚いていたら更に上には上がいて、最長のヒトはなんと2017時間にも達していたとのこと。どちらも税務を担当する四〇代の男性職員で、県職員1人当たりの平均年間総労働時間が1874時間なのと比べると、2人はヒトの二倍以上の時間を労働していたことになります。
ネットニュースでは、県庁に住んでたの? などと書かれていましたが、多分泊まりもあったんでしょうけれど、それに加えて土日も休まず仕事をしていたのでしょう。埼玉県では、昨年の7月に税務システムが切り替えられ、その新しいシステムを円滑に動かすためにその部署の職員を中心に負担が増してしまった、という人事課のコメントがありましたが、それにしてもあまりにこの二人に仕事が集中し過ぎているでしょう。他にも、税務課6人、財政課10人、人事課4人の計20人が残業時間一〇〇〇時間を超えているのだそうです。
奈良県でも県庁は遅くまで電灯が輝く不夜城と化しているそうですが、聞いた話によるとそうやって頑張ったヒトから選抜されて将来各部の部長を経て副知事まで登りつめるものなのだそうで、いわば過酷な出世レースになっているようです。ただ、埼玉県の職階がどうなっているのか詳しくは知りませんが、四〇代で主査、すなわち最前線の兵隊さんをやっているようでは出世コースとはとても思えませんし、それからすると、ごく一部のおそらくは実務に長けた仕事がデキル職員に負担が集中してしまった、ということなのではないのでしょうか?
県職は自殺者や精神的に病んでしまうヒトが多いらしいですが、基本真面目でそれなりに優秀なヒトに仕事が集中して一体いつ家に帰るのかわからない、なんていう状況になっていては、なるほど、耐えられないヒトが出てくるのも不思議ではない、とも思います。各地の病院職員の仕事もまさに殺人的、なのだそうですが、そう言った大事な部署で最前線で働いているヒトが過労で倒れるに任せるというのは、社会としてあまりに不適切・不健全であることはいうまでもありません。かつてソロモン海域で大消耗戦をやらかし、戦いに強いベテランを多数過労で失って最終的に惨敗を喫した経験がまるで生かされていないのだな、と私は感じました。

埼玉県の県職員で、残業手当が約747万円も支給されていたヒトがいたのだそうです。その残業時間は1916時間。これで驚いていたら更に上には上がいて、最長のヒトはなんと2017時間にも達していたとのこと。どちらも税務を担当する四〇代の男性職員で、県職員1人当たりの平均年間総労働時間が1874時間なのと比べると、2人はヒトの二倍以上の時間を労働していたことになります。
ネットニュースでは、県庁に住んでたの? などと書かれていましたが、多分泊まりもあったんでしょうけれど、それに加えて土日も休まず仕事をしていたのでしょう。埼玉県では、昨年の7月に税務システムが切り替えられ、その新しいシステムを円滑に動かすためにその部署の職員を中心に負担が増してしまった、という人事課のコメントがありましたが、それにしてもあまりにこの二人に仕事が集中し過ぎているでしょう。他にも、税務課6人、財政課10人、人事課4人の計20人が残業時間一〇〇〇時間を超えているのだそうです。
奈良県でも県庁は遅くまで電灯が輝く不夜城と化しているそうですが、聞いた話によるとそうやって頑張ったヒトから選抜されて将来各部の部長を経て副知事まで登りつめるものなのだそうで、いわば過酷な出世レースになっているようです。ただ、埼玉県の職階がどうなっているのか詳しくは知りませんが、四〇代で主査、すなわち最前線の兵隊さんをやっているようでは出世コースとはとても思えませんし、それからすると、ごく一部のおそらくは実務に長けた仕事がデキル職員に負担が集中してしまった、ということなのではないのでしょうか?
県職は自殺者や精神的に病んでしまうヒトが多いらしいですが、基本真面目でそれなりに優秀なヒトに仕事が集中して一体いつ家に帰るのかわからない、なんていう状況になっていては、なるほど、耐えられないヒトが出てくるのも不思議ではない、とも思います。各地の病院職員の仕事もまさに殺人的、なのだそうですが、そう言った大事な部署で最前線で働いているヒトが過労で倒れるに任せるというのは、社会としてあまりに不適切・不健全であることはいうまでもありません。かつてソロモン海域で大消耗戦をやらかし、戦いに強いベテランを多数過労で失って最終的に惨敗を喫した経験がまるで生かされていないのだな、と私は感じました。
