アップルコンピュータの前CEOスティーブ・ジョブズが身罷って、今日でちょうど1年。今のところ新製品が変わらず発売されて、会社の業績も過去最高を更新し続け、まさに我が世の春を謳歌する順風満帆な無双ぶりを見せてくれています。マッキントッシュLCからマックを触りだして、いまだにOS9搭載のデュアルG4を現役で使っているそれなりに古いマックファンである私にとっても、今のアップルの繁栄ぶりは嬉しく感じるところも多々ありますが、例の地図の問題など、そろそろ盛りを過ぎてほころびが表面に浮かびだしてきたのかな? という感じがしないでもありません。古来滅びぬ組織はなく、アップルだっていつかは時の流れに飲み込まれる時が来るだろうことは確実なのですが、かつて、一度その滅びの瀬戸際まで行って蘇った会社なためか、なんとなくまだまだ大丈夫なのでは? などと根拠無く思いたくなるところもなきにしもあらずです。相変わらずその新製品は魅力に富んでいるみたいですし、私もお金に余裕が出来れば欲しいと思うものがアップルにはいくつもありますから、出来れば本当に手に入れられるときまで、アップルには衰退してほしくはないのです。まあアップルが傾くときにはそれに成り代わる覇者が多分現れているのでしょうが、はたしてそれにあっさりと興味を乗り換えることが出来るかどうか、とは思います。現れてもイない先から心配してもしょうがないのですが。
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