かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

赤字国債が出せないから地方交付税がストップするなんて、どこか間違っているような気がします。

2012-10-30 20:16:03 | Weblog
 昨夜はブログを上げてすぐに布団にくるまり、しっかり睡眠を取りました。まだ多少疲れというか眠気というか、なんとなく寝足りないな、という感じが拭えなくはありますが、今朝は昨日に比べれば随分とマシな目覚めだったと思います。ぼちぼち仕事もこなしましたが、パソコンの液晶画面を見ているとどうも目がしょぼついてじっと見ていられません。肩こりもきついし、まだまだ本調子には遠いようです。しかも、今日は夕食後妙に胃が痛くなって一時は動くのも億劫なくらい強い痛みを抱えておりました。薬を飲んで少しだけ楽になりましたが、どうもまだまだあちこち身体が傷んでいる感じです。やっぱりスズメバチとか雷の夢はある程度信を置いてよさそうですね。
 本調子でないのは体調だけでは無くて、今朝サボテンに水をやったのですが、寄せ植えの箱に水をやるのに鉢物がちょっと邪魔っけだったので先に水を遣って一時的にビニルハウスから出して地面に置いたまでは良かったのですが、そのままハウスに戻すこと無く仕事に出かけてしまいました。普段なら遅刻しても忘れるはずのない大事なサボテンの取り扱いを忘却するなんて、正直今でも信じがたいですが、事実は事実なので受け入れるよりしょうがありません。
 とりあえず今日も早寝して少しでも心身の回復に努めたいところです。

 そういえば、国の赤字国債発行の法案が政局で動かなくなっているのが、国の予算執行だけじゃなくて、地方へも地方交付税の支給延長の形で影響が出てきているのだそうです。財政基盤の弱い中小の自治体にはかなり厄介な状況に追い込まれかねない事態もありうるのだとか。それはそれで実に憂慮スべき事態には違いないわけですが、そもそも論として、地方交付税を支給するのに赤字国債という純然たる借金が必要、なんて、どうも感覚的におかしな気がしてなりません。地方交付税なんて、当初予算でちゃんと組んであるはずなのではないでしょうか? それでお金が足りなくて支給できなくなるなんて、色々考えた末に、結局最初から赤字国債ありきで予算を組んでいた、ということなのか、と思い至りました。赤字国債なんて何かあった時の緊急避難的な借金だと思っておりましたが、今や国家予算の一支柱足りうる重要財源になっているんですねぇ。埋蔵金やら無駄なお金やらを絞り出して財政をスリム化し、コンクリートから人へお金の使途を変えることを訴えていた政党が与党だというのに、今や自民党時代よりも大きく膨らんだ大規模予算の大半を借金や増税で賄うというイビツな政治が堂々まかり通るという、世にも稀なる不思議な話を聞かされることになろうとは、まこと奇怪千万な政権交代だったと思います。
 国会審議に応じない野党を非難する声もあるらしいですが、政治を行う責任はまず与党と総理にあるのですから、たとえその結果どのような事になろうとも、野党よりもはるかに重いその責任をまっとうするのが筋だと私は思います。野党の賛同無くては本当にどうしようもないというのなら、土下座してでも話を前にすすめる努力をするのが与党の仕事なのではないでしょうか。消費税増税に政治生命を賭けられたのですから、いまやそれくらいは何の抵抗もなく出来るんじゃないかと思うのですが、どうなのでしょう?



コメント
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