かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

結局日本では「政党政治」なんて高度なことできないのではないか、と暗澹たる気持ちになります。

2014-11-03 21:12:22 | Weblog
 連休最終日はようやく晴れ間が見える天気になりましたが、夕方からは予測された通り随分と冷え込んで参りました。昨日の21時は18℃以上ありましたが、今は9℃ちょっと。見事に半減です。これは明日朝の寒さは半端なくきつくなりそうです。

 さて、国会では、宮沢経産大臣の資金管理団体の「SMバー」支出、東電株所有、海外企業からの献金、の問題や、政権の目玉とされた女性閣僚の相次ぐ辞任騒ぎとか、色々と喧しくなっていますが、個人的には、正直そんなどうでもよいことでグダグタやってる暇は無いだろう? と申し上げたくなってきます。なるほど、政治家のお金の問題とかはそれなりに重要な問題には違いないと思いますが、やるんなら他でやって欲しいと思うのです。何故に、我が国が直面している様々な重要問題に当たるべく、与野党が選良の叡智を結集し、侃々諤々と政策論争してより良き道を探るべき予算委員会において、くだらないスキャンダルに貴重な時間を費やしているのか、報道などを観ていると本当に腹が立ってきます。野党第1党たる民主党が、重要案件を放り出してスキャンダル話に興ずるなど、どういう了見なのか信じがたい無責任に思えます。
 次世代の党の山田宏幹事長がいみじくものたまった、「党利党略の足の引っ張り合い、スキャンダル攻撃みたいなことをやる余裕は日本国にも、国民にもないはずだ」という言葉には全面的に賛成します。どうしてもスキャンダル話をしたいのなら、スキャンダル委員会でも設立してそこで集中討議でもなんでもやりたいだけやればよろしいのです。そしてその罵り罵られしている醜い姿をテレビ放映して衆目に晒せばよろしいでしょう。我々国民は、そんな馬鹿話に貴重な税金を浪費させるために一票を投じたわけではないことを、どうにかしてこの無駄飯食い共におもいしらす方法を考えないといけないのではないでしょうか? 
 全く政党という奴は、先の大戦前夜も党利党略に溺れて政党政治を死に至らしめた前科がありますが、一世紀も経たぬ間にその同じ轍を踏もうとは、もうちょっと賢くなりなさいよ、と心から申し上げたくなります。

コメント
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