かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

身勝手な行動をする者がいるなら、強権発動も致し方なくなるではありませんか?

2014-11-08 21:34:32 | Weblog
 今日は朝から上天気に恵まれたので、布団を干しました。このまま夕方近くまで出来るだけ長く日に当てようと思っていたのですが、2時過ぎには雲が多く空を覆い始め、3時過ぎにはすっかり曇り空になって、西の方から怪しげな暗い雲が流れてきてました。ちょっと用事があって外出していたのですが、この空模様の変化に、万一雨に当てられでもしたら何のために干していたのか判らなくなりますので慌てて帰宅し、布団を取り込みました。布団は、1ヶ月前ならすっかり暖かくなってふかふかになっていたでしょうに、残念ながらそこまでには至らず、おりからの寒気に少しひんやりしている有り様でした。こんなことなら朝早くから干しておけばよかった、とすこし後悔しました。

 さて、東京と大阪で相次いだエボラ出血熱の疑いは、どちらも検査結果が陰性と出て一安心でした。もっとも、大阪のアフリカから来た女性の方は空港で隔離しましたからまださほどの心配はありませんでしたが、東京の60歳の男の方は、空港で微熱が発覚し検疫所から「健康監視」の対象として、帰宅は許されたものの、二次感染予防のための『自分から医療機関に行かないよう』という指導を無視し、町田市内の診療所に受診したばかりか、その診療所でビジネスでエボラ出血熱が猖獗を極める西アフリカに行っていた事を申告せず、検疫所が一時所在を確認できなくなるなど勝手気ままに行動していた事が明らかになりました。結局感染してなかったから良かったようなものの、もし万一感染していたら、自覚のあるなしに関わらず首都でウイルスを撒き散らすバイオテロ行為が行われていたかもしれないわけです。この男にはその身勝手な行動に対して猛省を促したいところですが、一方でこのように個人の善性に期待して指導のみで済ませてしまった当局側の対応の甘さも気になるところではあります。たとえ兆候はわずかでも、疑いがあるならそれが晴れるまでは強制的に拘束・隔離するくらいの事は必要なのではないか、と思わざるをえません。ただこれは、空港や検疫所のような最前線でどうこうしようとしてもできる問題ではなく、そのような強権発動を最前線に許可するもっと上の組織・機関の決断が必要です。即ち政治が、この事態に対して何らかの手を打つべく動くべきでしょう。それは与党野党に関係ないはずで、正直どうでも良いスキャンダルのほじくり返しなどしている暇があったら、一刻も早く真剣にその対策を検討すべきでありましょう。ウイルスに本土への上陸を許し、その拡散を見てから慌てて動くような体たらくにならないようにしてもらいたいものです。それは政府に一番の責任があることではありますが、野党もまた政治家として与党と等分の責任を有することを、この際思い出してもらいたいですね。

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